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やっぱりクンスト編みセーター(簡単な説明付き)その3 後見ごろ

2008-02-11 21:29:05 | 編物の作品の部屋
やっぱりクンスト編みセーター(簡単な説明付き)その3 後見ごろ

① 編み目図に沿って、しばらく編んでいきます。

編み目を3本の棒針に分けて、4本目の棒針で編んでいたのですが、とても編みにくくなってきます。
だんだん、四角形の形が見えてきたところ、編み目を4本の針に分けて、5本目の棒針で編んで行きます。

四角形の角に合わせて編み目を分けて4本の棒針を使う事で棒針と棒針の変わり目も均等にきれいに仕上がります。



編み目を4本に分けたところです。

② 棒針の編み目がある程度増えてきたところで、編目を輪針に移します。

 ここまで、棒針を使って、編んできたのですが、
編み目がある程度増えてきたところで、これから先は輪針を使って編んでいきます。

 このセーターの、輪に編む部分の最終目数は、肩幅の4倍の目数になります。
 棒針で編む事は難しくなってきます。

 そこで、輪針を使って一つに全目をまとめて、編み進めます。
(普通のセーターは編地を前後に分けて下から編み進むので、編み針には身幅の目数だけでよいのです。)


輪針は、プラスチックのひも状の両端に、棒針が各々ついた編針です。

 輪針を使う例
ネックから編むセーター。カーデガンの前たて。もちろん、レース糸を使ったクンストレースには、かかせません。

今回の作品のように、目数が多い作品を作るとなどにつかいます。

輪針を使う事の良さ
 ● 何本もの編み針を使う事がなくなる。
 ● 編み棒と編み棒の変わり目の汚くなる事に気を使う必要がなくなる。
 ● 編み目が棒針から落ちる心配もなくなります。
 ● 持ち運びが楽になります。

そこで、編み時間が短縮され、しかも、編地がきれいに仕上がります。


編み目を輪針に移したところです。


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