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山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

ひめゆり御礼

2008-07-20 00:06:16 | MJ「愛と平和」日記

たくさんのみなさんのご来場ありがとうございました。

波の音・・・そしてMJの島唄でスタート。
ステージに立ってホールいっぱいの皆さまのお顔を見たとき、直前までの不安が消えました。
いろいろな要素があり、じつはとても勇気のいる企画でした。
今、残務をしながら、思いめぐらしています。
MJの子どもたちの歌声なくしては、わたしには企画できなかったな。
うたは「ひめゆり」のプロローグとエピローグ。
わたしは、声高に反戦を叫んでいるのではない。
どうもわたしは平和をさけぶ非戦・反戦活動をしている人と思われているらしい。
どこにも属していないよ(笑)
危険人物でもないよ(誰にとって?)
何色でもないよ(笑)

過去の歴史はこれからのわたしたちの生き方の道標。
わたしの後から生きていく子どもたちにも伝えなければいけない。
過去の批判や責任追及など考えていない。
「重いテーマ」と人は言われるけれど、これが新しい未来への勉強と言うのではないかな?
知るということの大切さ。
ただそれだけ。

ドラマではなく、このドキュメンタリーを選んだ訳はそのままだから。
延々と証言が続くから、受け取り側の聞く力や想像力に任せられるね。
それでいいと思った。
もっと短い方が受け入れ先がふえるのではないかとか、年齢のいかない子どもには飾り気なく不親切な映画とも思えたけれど、ひめゆり学徒たちは15歳から19歳の女の子たち。
その体験や心の中を忠実にドラマになど出来るわけがなく、短くもできない。
生存されている22名の証言にただ聴き入るだけであった。
MJの子どもたちが着席し客席はほぼ満席。
未来へ!!むかう、いい時間になりますようにと静かに願った。



・・・プログラム・・・

「ちいちゃんのかげおくり」
「てぃんさぐぬ花」
「花」
「さとうきび畑」
「てぃんさぐぬ花」は沖縄言葉で。
胸にくるものがあった。
ホールで反響板なしでうたうことはない。
でも、気にならなかった。
伝える風になれたと思う。

「ひめゆり」

宝物を棄てないで    浜田正&MJ
群馬のアーティスト浜田正くんのこの曲を今日のステージで紹介したかった。
縁あって出会い、3月に子どもたちとレコーディング。
そして今日。
いつになく緊張する彼の横顔が真っ直ぐ会場をみていた。
「宝物を棄てないで」のCDを預かっています。
すぐほしい方はMJにお問い合わせ下さい。
正くん、ありがとう!!

ラストは「HEIWAの鐘」
子どもと目があうと、泣けてしまう曲。
この子たちの輝く時代を誰が守る?

会場にひびきわたるたくさんの拍手。
さらに立ち上がり大きく拍手を下さる方がいた。
ありがとう。
わたしの自慢の子どもたちです。

子どもたちを支えて、今日の実現のため一緒に歩んでくれたママスタッフのみなさんやったね!!おめでとう。
ステージをつくって下さったスタッフのみなさんありがとう。
遠くで応援下さったみなさん、ありがとう。
はじめてMJに出会って下さったみなさん、ありがとう。
身延町で「ひめゆり」を上映出来たことMJの歴史の中にしっかり残っていくね。
うたはいいな。

コメント (2)
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