昨日は七夕さまだから「逢えてよかった」なのだけれど、今日は逢えなくて、切なくて、苦しくて・・・「くつ音」
戦時中、家の留守を守る家人の耳に夜になると聞こえるくつ音。
コツ コツ コツ・・・
思いあまり外に飛び出すが月が風にゆれるだけ・・・
逢いたくて、逢いたくて・・・刹那な気持ちは月に映る。
・・・そして、耳をすます。
きっと生きて帰ると信じて待つ夜。
「おばぁちゃんの手紙」より
愛しい誰かを待つ気持ちはわかるよね。
うたいながら、体に痛みを伴う切なさがはしります。
ここの月の映像はお気に入り。
くつ音
詞・曲 harumi
暗い彼方から くつ音がする
あなたが 近づいてくる
わたしは 待ちきれず
外にとびだしたの
あなたの名前呼んでみたけれど
風が月をゆらすだけ
あなたを感じていたいから
しばらく耳をすますわ・・・
息をとめて
あなたを感じていたいから
しばらく風をみつめるわ・・・
息をとめて
暗い彼方から くつ音がする
あなたが 近づいてくる
わたしは くちびるかみしめ
じっと たたずむだけ
あなたの姿探してみたけれど
風が闇をゆらすだけ
あなたを感じていたいから
しばらくまぶた とじるわ・・・
息をとめて
あなたを感じていたいから
しばらく耳をすますわ・・・
息をとめて
あなたを感じていたいから
月にみるの
星にみるの
風にみるの
そして
耳をすます・・・
あなたを感じていたから