今日は地球を500キロ走行、友人に会いにいきました。
ブログにもリンクさせていただいている「アフリカフェ」のバラカタンザニアの島岡由美子さんです。
アフリカの現代アート「ティンガティンガ」の展示会が名古屋のギャラリー「余白」であり、一時帰国されている由美子さんもいらっしゃるとのこと。
休日は時間にとらわれたくないので車で行くことにしました。
500キロがどんなものか知りたかったし。
名古屋も行ったことないし。
前日までの疲れもあるので、目覚ましかけず目がさめるまで眠り、8:30に出発。
弟が東名から東名阪道をおりたあたりの詳細な地図をつくってくれたので、楽勝気分です。
静岡ではお茶畑を眺め「夏もちかづく八十八夜~♪」と歌いながらLOVE&PEACE号はごきげんに進むのでした。
渋滞もなくパーキングでお茶しながら、へっちゃらじゃん・・・と読みの浅いわたしです。
東名を降りてすぐ、目の前に大きな標識があるにもかかわらず、東名阪道に乗り損ねました(泣)
一般道は考えにあらずです。
ここに地図の落とし穴があったのです。
詳細に5枚に別れている地図は1枚が走行距離5分位しかなく、信号を確認している間に通りすぎてしまいます。
マンションの庭に到着したり、路地の行き止まりにぶつかったり、わたしにとって名古屋の道路環境はまるで「あみだくじ」です。
「今パチンコ屋さんの前です。オーライ(何が!?)」
なんとか、電話ナビをうけながら修正出来ました。
近くなると詳細地図のとおりのコンビニや一通に感動。
駐車場もギャラリーのをお借りする事が出来、静かにも感動のはじめまして由美子さん・・・でした。
「ティンガティンガ」についてはバラカサイトのこちらを参考にして下さい。
http://www.africafe.jp/barua85tinga.html
http://fine.ap.teacup.com/trois/
現場でみる実物は色がWebよりさらに鮮やかで、元気になる感じです。
今日1番のお気に入りは「マサイ族」
あー、欲しい。
(撮影許可をいただきました。)
そして「貧しきものの見る夢は」
由美子さんのお母さんの解説が素敵でした。
「蓄えはトウモロコシ2本。今日食べるために働き、家族がいてしあわせ」
アフリカは若くして亡くなる方が多い国ですので、今日を生きていることが大切でより感謝なんです。
(撮影許可をいただきました)
そしてつい最近亡くなられたアーティスト「ムチサ」の描くシャターニ。
下側に展示してあるにもかかわらず、楽器を持っているシャターニと目があうのです。
気になるヤツです。
展示会はそんなに大きくないギャラリーなのにお客さんが絶えずたくさんいらして盛会です。
準備された方々の熱意を感じます。
もうひとつの出会いは由美子さんのお母さん。
どう歳を重ねたらあんなふうになれるのだろうと、あこがれてしまいます。
お客さまに応対される由美子さんは独り占めできません。
でも人気者のお母さんとお話しする時間をいただき、またひとつ来てよかったと思うのでした。
ギャラリーの廊下のイスに座り、耳元で聞いていただいた「樹より君へ」の朗読。
由美子さんの妹さんも聞いて下さいました。
いつも本は持っているのですが、そうそうひけらかすわけにはいきません。
でもお母さんなら聞いてもらいたいと思う気持ちになったのです。
また会いたい、会えるって思う大好きになったお母さんでした。
終了後、由美子さんとギャラリー「余白」の大竹さんと、働き者で、目が「いい人」を表している写真家、アットホームなあたたかな笑顔のご友人と、5人で名古屋コーチンをいただきました。
おいし!!
でも旅人写真家は言います。
「アフリカの鳥のほうがうまいんとちゃう?」
現地に何年も住まわれ、日本で働いて資金調達してまだ戻るのだそうです。
「わしは金ない、でも自由に生きるンや」
ギャラリーの大竹さんも芸大出身のすてきなアーティスト。
ご友人もアートな展示会場をおもてなしの心でむかえて下さるあたたかな笑顔でした。
それぞれの場所で「志」を全うする「生きるちから」はみんな、激しくもなく厳しくもなく優しい目をしています。
由美子さんは品があってやわらかで、その強さはきっと「深い優しさ」なのでしょう。
人間が人間と共にあろうとする姿に比べたら、地球は小さいのかも知れないと思う小旅行となりました。
ザンジバルという国、近いぞ!
今回もたくさんの「生きるちから」にあえてしあわせでした。
バラカジャパンの智子さんもありがとうございました!
素敵な出会いと名古屋コーチンのおかげで、名古屋から清水IC降りてしばらく行ったコンビニまで210キロノンストップでOKでした。
ETC割引も体験出来(身延~名古屋間往復3000円)、体がジンジンしてますが元気に帰宅しました。
ザンジバルに戻られる由美子さんお元気で。
ありがとう。
また愛ましょう。