うたいつなぐ

「久遠の里」うたのワークショップでした。
今日で４回目。
だいぶ慣れて下さった方もいるので、わかりあえてきたようです。私も夢中というより、皆さんの反応につっこみが入れられるようになりました。
各人の症状や施設の意向と寄り添って進めたいと思う次第で、これも学びです。
施設の意向といっても、施設長さんはじめ、職員の方はサポートあれど口出しせずで見守って下さっています。
やってみないとわからない事や試してみたい事など、よい方向へ向かうなら何でも受け入れて下さいます。

うた以外に音も楽しんでいます。
今日の音のワークは、４回参加されておられる方はタイミングよくトーンチャイムを鳴らす事が出来ました。
音は素敵ですが意外と難しいトーンチャイム。
連携プレーですから、ちょびっと生ずる緊張感はいいですね。
音がつながった時、皆の顔が笑顔。
回数を重ねるとコツをつかみ、音も澄んで遠くに響くようになり、ご高齢だからといって不可能はないなと心の中でVサインです。
他の楽器でリズムワークもあるのですが、１０１歳のkさんのお気に入りの太鼓を忘れたので他の楽器には手を出してくれません。
よく観察すると、エアー太鼓で参加でしてました。

皆さんの回想のきっかけになる歌や、言葉がしっかり入っている歌などは楽しい・・・。
いろいろな想いがかけめぐる、それぞれのアルバムのような時間です。
歌はいいですね。
施設のマイクにもだいぶ慣れた私です。

「また会おうね」とご挨拶。
おじいちゃんから投げキッスが返ってきます。
「きょうのうたはみんなすき」とハグでお別れのおばぁちゃん。

もっともっとすてきなワークショップにしていきたいと思います。


　　　　　


夕方、山菜ご飯が届きました。
昆布以外の食材は全部自家製だそうです。
今夜はレッスンが遅くまでかかったので大助かりでした。
おいしいご飯でした。