雨音がいい…

天気予報どおりの雨でした。
・・・が、ステージは広いカーポートの中。
集まるメンバーはひじょ～によいコンディション。
リハーサルはじめから、お互いの声が混ざり合う感じがつかめていて、こりゃぁ、わたしもテンションあがります。

今日は野外ですのでマイクパフォーマンス・・・今日の音響さんは施設の御用達の電気屋さん。
短いスタンドの無指向性の長～いマイクを二本用意して下さってました。
足下に置くタイプ。
今までの経験から・・・思い切って提案させてもらいました。
カーポートの天井から下に向け固定してもらうことに。
偶然、幕に隠れ、子どもたちからは見た目はスタジオやホールでうたっているようです。
モニターはなかったけれど、カーポートが反響板？その場で声がまとまるように聞こえ、いい感じです。
音決めや打ち合わせは３０分のリハーサルと同時進行。
電気屋さんは専門じゃないけれど、提案や音決めにどんどん意見を取り入れてくれ、混ざり具合が自然で大成功！
雨が空気を伝う声を遮断するのかな？客席テントまで届くパワーが足りない気がしたけれど、スピーカー位置を考え、後は子どもたちのちからのまま。

野外でよいバランスで聞こえると気持ちのよいもので・・・
雨が似合うプログラムになりました。

あまりにいい感じで私は自分が噴水の霧の中で演奏しているような気分に（笑）
もちろん皆さんにも喜んでいただきました。


　　　　　　

演奏写真は取り損ねました、残念！
今日は久しぶりに千葉から同姓同名のピアニスト晴美先生をお迎えして伴奏をお願いしました。
お互いタイプは違うけれど、息を感じるタイミングが合うんです。
どんな場合でも即、臨機応変、なかなか出会えない素晴らしいピアニストです。

めったに野外の噴水の中でうたう合唱を想像出来るステージはないし、子どもたちは水しぶきのようにキラキラに見えて、またまた愛おしい存在になるのでした。

深敬園の皆様、素敵な機会をありがとうございました。
お世話になりました。
笑顔っていいです。
施設で過ごされる皆さん、おいしいパンをこしらえる皆さん、それぞれにまた愛ましょう。

ピアニストと次回の打ち合わせを終えrinを甲府へ送り用事を済ませたら、すっかり夜。
毎日を音楽で満たした～いと、これからの自分を夢見る夜になりました。