100年生きたけど…

「あたしは１００年生きたけれどね・・・」
こんな会話はなかなか出来ません。
何て言ったって１０１歳の「あたし」は身延の町のお宝です。
今日も楽しくうたのワークショップ行ってきました。

うたはもちろん、楽器を使ってうたに色を添えていただきます。
いい感じに間の手を入れて下さったり、ウッドブロックのリズムも単調じゃありません。
トーンチャイムを使った演奏のタイミングも揃ってきました。
全員が８０歳以上。

「９２歳です。」
「わたしは９３。」

う～ん人間力に脱帽です。



　　　　　
　　　

表情の少ない方も、自力では座り直しの出来ない方も、ベッドのままの方も、同じ場所、同じ時間にそれぞれの楽しみ方で参加。
かすかに動く目が優しく微笑んでいるのがうれしいな。


　　
　　　　　

今日はサインも一枚（笑）。
老いと病。
歌って、笑って、ドンマイなのです。
「ありがとう」で今日もお別れ。
くすぐったいくらいあたたかな「ありがとう」の響きでした。　　　　　　　　　　　

＊写真は許可をいただきました。