山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

合わせる心音

2010-11-02 00:14:00 | ここで愛ましょう
山梨小学校とろう学校の最後の合唱練習でした。
ピンとこないのでしょうね、アセる大人 VS 平常心の子どもたち。

私の合唱ワークは歌がかっこよくなるのが終点ではありません。
なにが大事って、どれだけ一生懸命になれて、それを表現出来たか?ってことです。
全員がその瞬間に同じ方向をにむかい、その歌を感じているかってこと。
学校やクラス合唱は、プロの合唱団と歌を仕上げる目的が違います。

だから最初に決める目標は、うたえた結果、どう変われるか?ってことです。
大勢でも、ひとりとして手を抜いたらダメなんです。
そして芸術性を求める合唱団にはないよ良いところは、一瞬にして聴き映えのする歌声になれる事と、気持ちの変化が簡単に声に表れることです。

 
     

さらに、その一生懸命な姿が心に届き、感動が生まれること。
何度も体験しました。
今日のわたしがあるのは、そのおかげです。

ろう学校の児童も山梨小の生徒も平等です。
お互いの表現の違いを認め合い、同じ音楽を感じるための時間でした。
平等には思いやりと配慮が必要です。
お互いが感じるテンポの違いにも、歩みよりが必要な貴重な現場です。


 
       
  
出来ない事に挑戦する姿は心に響きます。
みんなが少しぐらい泣こうと、反抗しようと私はビビリません。
歌うということが想像以上に体力と気力の必要な事と体験した事でしょう。
指揮者も伴奏者も素直にはなしを聞く事が上達への近道だとわかったね(笑)
どれだけお家での努力があったことか。
ちゃんと結果に出てよかったと思います。


      

数回の時間で目的も決まっている授業で忙しかったけれど、たくさん想い出が出来ました。
はじめて会った日、ずっと前から知っている仲間の気持ちになって、みんなの前に立ちました。
演奏会はすぐそこだし、やる事が一杯あるし、仲良くなっている時間がないのが、わたしたちの運命(笑)

でも、その日からずっと前から知っているように仲良くなれる、歌には魔法のようなちからがあるってわかったでしょ?

演奏会が終わり、先生から「みんなが達成感のある演奏でした」と報告をいただきとても嬉しかったです。
みんなは心も体も一番成長する時期です。
毎日新しい自分に変わるチャンスはあります。
先生のおっしゃることを「はい」という素直なこころで返事をして、実行してください。

給食ご馳走さまでした!
みんなが大好きです。
また歌いましょう~♪


ピアニストへ
よく努力しました。
普段のちからでは出来ないこと(キッパリ!!)を克服したのだから、目立たぬ努力をおしまず、何があってもご両親がお月謝を出して下さる限りはピアノを続けて下さい。
決していばらず、目立つことなく、今後いただいたチャンスを活かしていって下さい。
きっとピアノが君の成長を助けてくれます。

返事は1回。
いい?


先生方、ありがとうございました。


コメント
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