山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

手のぬくもり

2016-10-12 22:43:00 | ここで愛ましょう
月に一度うかがう久遠の里さんでの音楽クラブでした。

お顔なじみの皆さんは今日もにこやかに迎えて下さいました。
しかし、記憶や言葉の少なくなった方が多いので意思の疎通だけでも難しい場合があります。
歌声どころではありません。

それが音楽ワークが進むにつれ、表情が変わっていくのが、とても楽しみだし、励みになります。
ほとんどの方が車椅子なので動きにも制限があるのですが、あの手この手で体を動かすように仕向けます。

歌に合わせて手のぬくもりをシェアしあう・・・・これで最強の笑顔が生まれます。

職員の皆さんも、その姿に驚いたり、喜んだり。

最後は一人ずつ全員が「I Love You」の挨拶をします。



 

施設のポータブルマイクを使うのですが、ここで歌う時は機材の音質など気にならない何かがあります。
心に語りかける、受け取る・・・音楽の大切な役割がしっかり活かされます。

歌えて幸せだなぁ・・・と感じながらプログラムを進めます。
昭和の歌はメロディーも言葉も歌う側にも、聞く側にも寄りそうことが出来る確率が高くてすごいなって思います。

私もそんな歌を作りたいなぁ・・・


今日は嬉しいお知らせをたくさんいただきました。

先月企画していただいたベビーリトミック、12月に2度目の開催が決まりました。


今月23日のrieプロデュースの歌語り、定員40名のお席は完売の連絡をいただきました。
rieさん、すごい!

県外のお客さまが半分以上だそうです。
20代~40代。
私が出会うことが難しい年代、そしてこれからの日本を担っていく志を持っている熱いメンバーだとうかがっています。
楽しみで仕方ありません。


rieさんは私より年下ですが、東京を活動の中心としたフリーアナウンサーです。
rieさんが私や歌語りにかけてくださっている思いと行動力、心強いです。
感謝です。


さらに、今月末、東京のホールで歌う機会をいただきました。
子育て中のママたちのお祭りです。
「いのち」をテーマにプログラムを作ります。

この機会も簡単に頂けるものではないので嬉しいです。
若いママたちに伝える大切なチャンスを活かせるように準備します。

休ませていた、車輪がゆっくり動き始めたのを感じます。

このところ、歌語りの開催の問い合わせをいただきますが、年内は自主ライブはありません。

今年はこれからの人生の整理の時間としています。
いただいた仕事にさらにきちんと向き合うことに専念しています。


今日もたくさん、ありがとうが言えてしあわせです。



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