山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

翌日から

2022-02-06 22:37:00 | ニューヨーク
想像にない朝を迎えました。

だって、マンハッタンの朝焼けだよ、これ。

 

私のベッドから、いつもこの風景が見える。
お言葉に甘えてレイチェルのおうちにお世話になることで日本を出たけれど、この展開には驚いた。

ハドソン川を挟んで、マンハッタンの対岸で生活をすることに。

いつも言っている想像力は体験から生まれるってセリフ・・・今日から二週間の体験は、私にどんなちからを授けてくれるのだろうか。

 

こちらでのスケジュールは全てレイチェルにお任せしてあります。
毎朝、このテーブルで朝ごはんをいただきながら1日のミーティング。

とにかくレイチェルの段取りはきめ細かい。
出会いから始まる人生の展開がある。

この二週間、昨日まで日本にいた私には会えるはずのない方々をセッティングしてくれてありました。
今日は、さっそく、歌語りを支援してくれる核のない世界のためののマンハッタンプロジェクトの二人を紹介してもらうことに。
その前に、会場となるメアリー教会へ。

 

ボロバスが妙にカッコいい。

 

市内は、NPT会議の時の集団行動でたくさん歩いたおかげで記憶のある建物がある。
レイチェルが説明してくれるけれど、覚えられない。

 

地下鉄を乗り継いで、カトリックワーカーズ メアリーハウス教会に到着です。


 

ここは、ドロシィーデイが生活をしながら活動していた教会。

ドロシー・デイは、アメリカ合衆国の社会活動家。
ニューヨーク、ブルックリンの生まれ。
カトリック労働者運動の創立者となった。
熱心な女性の権利拡張主義者にして、平和主義者として彼女は、たびたび逮捕、拘置所に収容された経験を持つ。

ウィキペディア より


広島に原爆が落とされた時、米国にて、最初からこれは間違っていると主張した女性。

貧富や人種差別の激しい米国で、労働者やどん底の人たちが生きるために尽くした人。

今でも、この教会には多くの人が住んでいる。
ここで歌語り「広島」開催が決定。

 

 

 

ドロシー・ディの姪っこさんを紹介いただく。
そして、今後、力になってくださる女性も。

決して綺麗な教会じゃない。

さっきから部屋の隅で新聞を折っている年配の女性は、明らかにおかしい。
カメラは向けられない。
怪しい雰囲気さえ漂う。

リアルなアメリカ社会を見せてもらっている。
ここで実現することが誇らしくさえ思った。

ドロシー・ディ、あなたに届くように。

次の待ち合わせまで少し時間があるようで、レイチェルが「行きたいところない?」と聞いてくれた。

観光は要らなかったけれど、前回、近くのホテルに泊まっていたのに時差にやられ体調不良と自由時間がなくて来られなくてずいぶん後悔した場所、セントラルパークのストロベリーフィールドをリクエスト。

行き交う人を見ているだけで楽しい。
公園の中をひたすら歩く。


 

ついに・・・

これに会いたかった。

Imagine

 

私はニューヨークにいる。
実感。


そして、このプロジェクトでたくさんお世話になる、ニューヨークの弁護士mariさん、出版社に勤めるデザイナーのトニイさんを紹介していただく。

初めましてなんだけれど、二人とも日本生まれ、やっぱり安心感がある。

レイチェルも日本生まれです。

 

ここで成功しているかっこいい3人の後ろ姿に、ニューヨークでの歌語りの成功を想像しました。

初日から充実の1日。

帰ってもマンハッタン・・・私、人生変わる、きっと。

それにしてもレイチェルのコーディネート、完璧。

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