山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

学校

2013-04-22 07:07:00 | フランスライブ
こんな貴重な時間が持てるなど、予想になかったことです。
私はLYLEE JEAN DE LA FONTAINEという学校の授業に参加させちただきました。

フランスの学校で先生をされている犬飼さんは、シャヴィルのライブに来て下さり、今回のパリ滞在中に、お忙しい中を何度も時間をさいて下さり、トラムの乗り方やルールを教えて下さったり、アパルトマンでの諸変更などを円滑に進めて下さったり、ヴィストロへ連れて行っていただいたり・・・大変お世話になった方。

パワフルでありながらきめの細やかな心使いをして下さった先生。
何より感謝しているのが、担当をされている日本語クラスの生徒さんにライブを進めて下さり、参加された子には感想文の宿題を出して下さったこと。

その感想文から、フランスの子どもたちと共通の思いの確認が出来ました。
これは今後の「万歳峠」にとっても重要な役割を持つ資料になります。




  

校舎の前で。

  

これが感想文。
文法や言葉の使い方のテェックが入っています。
犬飼先生の課題の出し方で素晴らしいと感じたことは、生徒たちのポジションのアドバイスがあること。
日本語を学ぶクラスですから、字幕と同時に私の日本語も耳に入ります。
言葉と同時に内容の理解を文章にするには、感じるだけでは難しくて書けません。

登場人物が自分の恋人だったら・・・どうするか?

生徒の感想文は、万歳峠の内容をなぞるだけでなく、自分をストーリの中に登場させるので、それはまるで、もうひとつの万歳峠のお話のように悲しい痛みを感じる文章でした。

生徒さんの許可のあったものはコピーをいただけることになりました。
すばらしいサプライズでした。


  

とてもシャイな子どもたち。
15歳、高校一年生です。
最初に「ハチドリのひとしずく」のお話を聞いていただき、Stream Liveのことをおはなししました。
そして「雨二モマケズ」を映像とともに聞いていただき、座談会ははじまりました。

日本でも大場先生がチャレンジして下さったのですが、今回の「雨ニモマケズ」は犬飼先生と息子さんとフランス人の先生のフランス訳を使わせていただきました。


日本以上に、学校の教室に入ることの難しいフランスで犬飼先生のご配慮でこんな時間が持てたこと、とても貴重なことです。
今日だけでなく、先生とは同じ日本人としてそれぞれの意見を遠慮なく話すことが出来る時間が持てました。
私も自分の意見をしっかり持つ大人でいたいです。
言葉がわかるだけに、緊張しましたよ~

犬飼先生は、今回のフランスの滞在をより充実させて下さった。
心より感謝しています。

ありがとうございました。


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