山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

会いに・・・

2009-05-17 11:05:00 | ここで愛ましょう

今日は地球を500キロ走行、友人に会いにいきました。

ブログにもリンクさせていただいている「アフリカフェ」のバラカタンザニアの島岡由美子さんです。

アフリカの現代アート「ティンガティンガ」の展示会が名古屋のギャラリー「余白」であり、一時帰国されている由美子さんもいらっしゃるとのこと。

休日は時間にとらわれたくないので車で行くことにしました。

500キロがどんなものか知りたかったし。

名古屋も行ったことないし。

前日までの疲れもあるので、目覚ましかけず目がさめるまで眠り、8:30に出発。

弟が東名から東名阪道をおりたあたりの詳細な地図をつくってくれたので、楽勝気分です。

静岡ではお茶畑を眺め「夏もちかづく八十八夜~♪」と歌いながらLOVE&PEACE号はごきげんに進むのでした。

渋滞もなくパーキングでお茶しながら、へっちゃらじゃん・・・と読みの浅いわたしです。

東名を降りてすぐ、目の前に大きな標識があるにもかかわらず、東名阪道に乗り損ねました(泣)

一般道は考えにあらずです。

ここに地図の落とし穴があったのです。

詳細に5枚に別れている地図は1枚が走行距離5分位しかなく、信号を確認している間に通りすぎてしまいます。

マンションの庭に到着したり、路地の行き止まりにぶつかったり、わたしにとって名古屋の道路環境はまるで「あみだくじ」です。

「今パチンコ屋さんの前です。オーライ(何が!?)」

なんとか、電話ナビをうけながら修正出来ました。

近くなると詳細地図のとおりのコンビニや一通に感動。

駐車場もギャラリーのをお借りする事が出来、静かにも感動のはじめまして由美子さん・・・でした。


「ティンガティンガ」についてはバラカサイトのこちらを参考にして下さい。
 
     http://www.africafe.jp/barua85tinga.html


      http://fine.ap.teacup.com/trois/


現場でみる実物は色がWebよりさらに鮮やかで、元気になる感じです。

今日1番のお気に入りは「マサイ族」

あー、欲しい。

     
           (撮影許可をいただきました。)

そして「貧しきものの見る夢は」

由美子さんのお母さんの解説が素敵でした。

「蓄えはトウモロコシ2本。今日食べるために働き、家族がいてしあわせ」

アフリカは若くして亡くなる方が多い国ですので、今日を生きていることが大切でより感謝なんです。


     
              (撮影許可をいただきました)

そしてつい最近亡くなられたアーティスト「ムチサ」の描くシャターニ。
下側に展示してあるにもかかわらず、楽器を持っているシャターニと目があうのです。
気になるヤツです。


展示会はそんなに大きくないギャラリーなのにお客さんが絶えずたくさんいらして盛会です。

準備された方々の熱意を感じます。



もうひとつの出会いは由美子さんのお母さん。

どう歳を重ねたらあんなふうになれるのだろうと、あこがれてしまいます。

お客さまに応対される由美子さんは独り占めできません。

でも人気者のお母さんとお話しする時間をいただき、またひとつ来てよかったと思うのでした。

ギャラリーの廊下のイスに座り、耳元で聞いていただいた「樹より君へ」の朗読。

由美子さんの妹さんも聞いて下さいました。

いつも本は持っているのですが、そうそうひけらかすわけにはいきません。

でもお母さんなら聞いてもらいたいと思う気持ちになったのです。

また会いたい、会えるって思う大好きになったお母さんでした。



終了後、由美子さんとギャラリー「余白」の大竹さんと、働き者で、目が「いい人」を表している写真家、アットホームなあたたかな笑顔のご友人と、5人で名古屋コーチンをいただきました。

おいし!!

でも旅人写真家は言います。

「アフリカの鳥のほうがうまいんとちゃう?」

現地に何年も住まわれ、日本で働いて資金調達してまだ戻るのだそうです。

「わしは金ない、でも自由に生きるンや」


ギャラリーの大竹さんも芸大出身のすてきなアーティスト。

ご友人もアートな展示会場をおもてなしの心でむかえて下さるあたたかな笑顔でした。

それぞれの場所で「志」を全うする「生きるちから」はみんな、激しくもなく厳しくもなく優しい目をしています。

由美子さんは品があってやわらかで、その強さはきっと「深い優しさ」なのでしょう。

人間が人間と共にあろうとする姿に比べたら、地球は小さいのかも知れないと思う小旅行となりました。

ザンジバルという国、近いぞ!

今回もたくさんの「生きるちから」にあえてしあわせでした。

バラカジャパンの智子さんもありがとうございました!


素敵な出会いと名古屋コーチンのおかげで、名古屋から清水IC降りてしばらく行ったコンビニまで210キロノンストップでOKでした。

ETC割引も体験出来(身延~名古屋間往復3000円)、体がジンジンしてますが元気に帰宅しました。

ザンジバルに戻られる由美子さんお元気で。

ありがとう。

また愛ましょう。


コメント (2)
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花園病院ライブ

2009-05-16 18:39:00 | うた♪と音のライブ
花園病院文化祭オープニングライブ、満員御礼!
心からありがとうございました!!

患者さんと職員のみなさん、相川保育園のみなさん、ご近所のみなさん、それぞれが笑ったり泣いたりにぎやかなライブとなり、あまりの多様さにどうしようかしら~と、風呂敷を広げてはしまい、また広げて時間はあっという間に過ぎたのでした。

今回おはなしを下さり、窓口となって下さったCさん、担当となってくださったHさん、あ、うん、の呼吸で対応してくださいます。

一緒に現場にいて下さったH婦長さんは細かな配慮がすばらしく、無駄になるかもしれないと思っても動いて下さいます。

その責任感や患者さんを思う気持ちを思うと、わたしに、ぎりぎりまで、何が出来るか?って、職員の方に敬意を表したいと思う気持ちがライブの原動力になっていくのでした。

出会えてよかったと思うお二人なのです。

当然と言えば当然ですが、毎日患者さんのお世話をしながら、企画や、模擬店もたくさんある大きな病院行事を実行するのは簡単ではありません。

ここはこころの病院なのですから・・・。

       


うたと音のワークライブは参加型のライブ。

会場いっぱいにお集まりの皆さんはそれぞれの立場や今を生きる状況がちがい、共通点は「手のひらを太陽にすかしてみれば、真っ赤に流れる僕の血潮」なのです。

この時間を楽しくありたいと準備しました。

もっと時間があったなら、ギターが出来る職員のKさんに音をからんでいただけたね。

そこにいるみんなで作り上げるライブが楽し~い。

みんなでうたい、みんなで音を出し、そしてみんなに聞いていただいて。。。

開け放した窓のすぐ近くの山の鳥まで参加です!

今日の「道」は、自分の道をズンズン歩こうって地面を踏みしめる気持ちがむくむく。

この道はきっと・・・。


ライブ終了後に子どもたちが
かかかかかかかか かきのたね~
芽がでないっ~  
と歌いながらはなしかけてくる姿は最高のご褒美でした。

今日のかきのたねは、シャカシャカ ポンポン カンカン チンチン、音がいい。

月という夢にむかって、それぞれが歩いている感じ。

いい感じ。

ありがとうございました。

屋台の焼きそばを買い、ダーツでチャルメラを当て、全プレの花の苗をいただいたのでした。

See You~♪




午後は文学館で「山梨ホスピス協会」の総会と講演会です。

金田一秀穂先生の「共に生きることば」のお話です。

「世界一受けたい授業」のあの金田一先生だよ。

正しいと言われる言葉に支配されず、言葉が正しいから従う、知識の言葉より、自分の気持ちが通じる言葉が正しい言葉ではないかと。

先生は日本語学者なのだけれど、研究とは別で、私たちはその学術的な知識より、より人間が使うコミュニケーション手段としてのこころに届く言葉が大事ではないかとお話下さいました。

笑える注意事項もいっぱい、「世界一受けたい授業」やっぱりおはなしが上手です。

わたしも「わたし言葉」が通じる人がいい。

わたしのまわりの皆さんにはご面倒かけてますが。

その後、リレートークの横山先生や高橋住職夫妻におめにかかり、身延に帰る「かきのたね」でした。

さて、明日は名古屋まで車で挑戦!なのですた。。

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みかんの花

2009-05-15 18:35:00 | ここで愛ましょう

急きょ、日曜日に名古屋へ行く事になったので、まだ変えてなかったタイヤやオイル交換してさっぱりし、後は花園病院ライブの準備の1日。

明日は花園病院文化祭のオープニングライブなのです。

健康な私たちが当たり前になってしまっている「季節」を届けたくて。

前日の準備現場の職員の皆さん、お疲れをかくしきれません。

ちゃんと仕事もしながらの取り組みですからね。

がんばれ、がんばれ・・・。

わたしも、がんばれ、がんばれ。

      

音響のセッティングとステージをつくり、軽くリハーサルをしました。

久しぶりのライン繋ぎは、、、がはは・・・前日でよかったです。

室内なんだけれど、窓を開け放し、山の緑から聞こえる鳥の声や風を感じながら調整させてもらいました。

担当してくださった婦長さんはそつなく、さすが!なんです。

明日のスタートは「みかんの花咲く丘」に決まりです!

50分間の緑の風になれるかな?


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さくらんぼな朝

2009-05-14 21:08:00 | うた♪と音のライブ

あっという間に色づきました。

小鳥たちと競争しながらさくらんぼをいただきます。

朝からいい1日になりそうな予感。

最近、過去に歌語りを聞いて下さった方から連絡をいただく事がつづいています。

そして今日もうれしいお誘いをいただきました。

2分の一成人式をむかえる学年のトークライブです。

まだうかがった事のない学校です。

先生が時間をおいても覚えていて下さっていた事がとてもうれしく、電話を持ちながら自然と深く深く頭が下がってしまいます。

先生とお話ししているだけで、むくむくとライブのテーマが湧いてきます。

さぁ、来月!みんなの笑顔に愛にいきます。



電話をおいて、今日の自分がある事に感謝すべき人を想います。


    

3度目のカイロプラクティック。

ガタガタの体に心地よく・・・

うっ、、効くぅ・・・

     くぅ、、、、でも・・・

感覚があまりなかった場所もツボにはまる痛さがわかるようになり、その痛さがまた効きそうなのです。

わたしの納得より、先生自身が治療に納得しないと終わりません。

ありがたいです。

本日は90分間の贅沢でした。

過去2回とも、怠さのとれた数日後に変化がありました。

楽しみです。



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導く人

2009-05-13 09:36:00 | ここで愛ましょう

山梨県ボランティア協会の総会に出席しました。

この一本のバラは「導く人」からのプレゼントです。

ご尊敬申し上げる高野孫左ヱ門氏です。

わたしと協会とのつながりのきっかけは、NPO設立時なのですが、はじめはどんな所かも知らず、学び、関わらせていただいてもう5年になります。

高野氏は協会設立時から32年間会長であり、何もわからないわたしにもはじめから感じるオーラがあり、お話は謙虚で静かで深く、山梨県のボランティアの歴史や事業、産業を築き上げた、その志は「生きるちから」の指針のようなおじいちゃんです。

御歳85歳にして、協会の会長を退任される事になりました。

決して大げさではなく皆が惜しまれるのですが、高野氏の静かな決意に誰もがが感謝して今後も共に歩いて下さるお約束の中、最後のご講演をして下さいました。

この3月で山梨文化協会もご退任され、そちらでもご一緒させていただいていたわたしも少しがっかりです。

センターの機関誌に執筆されていた原稿が冊子になっていて、わたしが普段に思う「ボランティア」という言葉の違和感が軽減される気がしました。
    
     

急ぎ帰宅、夜中まで刺激の多い1日でした。

いろいろな段取りをしないとならない時期です。

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