1~2枚目、3~4枚目、5枚目はそれぞれ別株になります。1~4枚目は花芽の付き方が対生気味になっているので、イヌコリヤナギでしょうか? 個体差なのか別種なのかは分かりませんが、花序の付け根に生える葉の有無があります。
3枚目の枝先にあるのは、虫こぶの「ヤナギシントメハナガタフシ」の枯れ姿、5枚目は雄花序を見上げるような形で撮ってみたら、密生した雄しべと光の加減でコラージュ画像のようになりました。
(撮影日 2021/4/1)
1~2枚目、3~4枚目、5枚目はそれぞれ別株になります。1~4枚目は花芽の付き方が対生気味になっているので、イヌコリヤナギでしょうか? 個体差なのか別種なのかは分かりませんが、花序の付け根に生える葉の有無があります。
3枚目の枝先にあるのは、虫こぶの「ヤナギシントメハナガタフシ」の枯れ姿、5枚目は雄花序を見上げるような形で撮ってみたら、密生した雄しべと光の加減でコラージュ画像のようになりました。
(撮影日 2021/4/1)
イチゲの花も咲き出しました。キクザキイチゲとアズマイチゲの2種の白花が一緒の場所に生えていたので並べてみました。キクザキイチゲの葉は切れ込みが深く葉が水平気味に展開し、アズマイチゲの葉は切れ込みが比較的浅く葉が垂れ下がり気味に展開します。
キクザキイチゲの花色は紫色もありますが、アズマイチゲの花色は白花のみで花の中心部が紫色になります。
👇キクザキイチゲ
👇アズマイチゲ
👇キクザキイチゲ(左と中央)とアズマイチゲ(右)
(撮影日 2021/4/1)
マルバマンサクに続き、ダンコウバイの花も咲き始めました。黄色一色のモコモコした花は近くで見るとボリューム感があります。こちらではサンシュユの花は見かけませんが、アブラチャンとオオバクロモジの花は咲くので、また3種の花を比べてみたいと思っています。
越冬明けの蝶も見かけるようになり、オレンジ色鮮やかなシータテハが一頭どこからか飛んできました。翅の縁があまり擦れておらず、比較的綺麗な個体のように思います。
(撮影日 2021/3/31)
早咲きの品種と思われる桜の花がぽつぽつと咲いている場所がありました。最後の6枚目の桜は5弁花なので違う品種のようですが、それ以外の八重の桜はジュウガツザクラでしょうか? 陽気も暖かくなり、こちらも桜花咲く季節の到来です。
花弁が無く、しべのみのハルニレの花です。葉が展開する前に咲く花で、鮮やかな赤褐色の葯は時間が経つと段々と黒ずんで行きます。クズのつるがハルニレの木に絡んでいて、花芽のある枝が胸のあたりまで垂れ下がっていました。
(撮影日 2021/3/31)
早起きのニオイスミレが1つだけ咲いていました。よく見るニオイスミレの花色は青紫系統の色合いですが、品種によっては赤紫だったり白っぽかったりするそうです。側弁の毛が密に生えている様子はアメリカスミレサイシンに似ていますが、アメリカスミレサイシンの毛はニオイスミレよりももじゃもじゃしています。葉の丸い形は、大きさは違いますが早春に咲くアオイスミレに近いものがあります。
(撮影日 2021/3/29)
蒴果が落ちずに枝にまだ残っていたネジキがありました。花後の蒴果が上向きになる姿は、同じツツジ科のアセビやハナヒリノキなどの花が鈴生りに咲く木と似ています。赤い冬芽と一緒に見る事が出来たので、一挙両得という感じがしました。
(撮影日 2921/3/29)
ミヤマクロスゲでしょうか? よく見るスゲの仲間と比較すると、細長い葉は幅広で花穂は太く、深い暗紫色の穂の色合いが目を引きます。中央に見えるクリーム色の部分が雄花、その付け根にある複数の白い部分が雌花になります。植物全体ががっしりとしていて存在感が感じられました。
(撮影日 2021/3/27)
生命力が強いスギナの花になるので、アスファルトのちょっとした隙間からも顔を覗かせるツクシです。近くにヤマノイモでも生えていたのでしょうか、何故か株元には結構な数のムカゴがころころと転がっていました。
(撮影日 2021/3/27)