
もうすぐ終わる年の瀬におもうこと。
商売の面。
仕事環境の激変。連戦連敗の日々と交友関係の消滅。
少しでも技術とデザイン力に自信をもち独立したが、組織を離れての実力は当て
にならないとつくづく感じる。知己も交際範囲も全く当てに出来ない。新規に再生
する心構えが必要のようだ。逆説的な表現だが、そういう人的関係は業務的には信
頼できないことと思い込んで決断する他はなさそうだ。つまり自分自身しか頼りに
ならないということだ(仕事そのものとそれに対する臨機応変の感覚とお金)。
いづれこのことは、ある人がわたしの起業の経過をもとに以前まとめていたレポ
ート?(エピソード)があるので、それを拝借して近いうちにブログで公表する予
定である。
世間の話題。
嬉しいこと。
11月20日、東京国際女子マラソンで高橋尚子が好記録で優勝したことであ
る。類いまれなことに、この女性は他人の気持ちが分かる人である。人柄がいい。
シドニーオリンピック以前から感じていた。
わたしは、当日のテレビ中継のときは抜けられない用事が二つも重なり見ること
出来ず、いま振り返るとかえすがえすも、残念でならない。見ていたら、多分感動
のあまり滂沱の涙を流していただろう。競技後のコメントも高橋尚子らしくてい
い。前向きに進むことの大変さと孤独に耐えることへのエールを率直に話ししてい
た。
個人的には特に良いことはない。家庭の面でもない。わたしには、まだまだ公私
混同の日々が続いている。



