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これは ジャカランダ です。日本では入梅直後から7月にかけて紫色の小花を穂状につけていく花の木で、世界の南半球地方では主要都市の街路樹として植えられています。日本名では紫雲木。外地では今が初夏で満開の頃だろうか。ジャカランダ がびっしり花咲くその姿は雄大かつ壮麗そのもの。昔、大東亜戦争時の兵隊や日本からの移民たちにとって、日本を偲び≪南洋桜≫と呼ばれていた由である。
日本、関東では、都内の環七道路や観光地である熱海のお宮の松の海岸に植えられているようです。どうぞ、開花時期には、一度、実見してみてください。
わたしは、11月の晩秋の幹線道路沿いを歩いていてふと気付き、ある駅前の緑地にこの ジャカランダ があり見入ってしまいました。日本では珍しくて、こんな ジャカランダ の高木(H6.0~7.0m)はあまり日常では見ることができません。たぶん、官庁レベルの公共工事での植栽計画でなくて、海外赴任帰りの好事家がなんらかの機会に持ち込んだように見受けられます。
この樹木は、こちらでは幼木の時に耐寒養生して植える必要があり、その後の生育条件があえばマメ科特有の性質でぐんぐん伸びていきます。個人の庭ではスペース的に厳しいですが、近い将来、関東以西のどこかで大量に林状に植えて珍しい花見の場の対象になりそうに思えます。










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