ゴワッパー5ゴーダム:第20話 合体獣!シャチホコラー
-あらすじ-
現在建設中の埋立地エド湾は、完成すれば世界最大規模の工業地帯になる。ジゴクダーはメカを作業機として、ネンドロイドを作業員として送り込んだ。ゴワッパー5は緊急招集されエド湾に向かう。しかし作業機が合体したメカ・シャチホコラーにゴーダムも苦戦。野球が苦手なのり助は、豪に励まされながら鉄棒で機雷を打ち込み、シャチホコラーを破壊。さらにネンドロイドから生命体・チテイバーの捕獲に成功した。
(ゴワッパー5ゴーダムDVD-BOXのブックレットより引用)
-感想-
感想の前にあらすじに少し付け加えると、物語前半にゴワッパーたちが野球をするシーンがあるのですが、のり助だけ活躍できずに自信を失うワケです。
物語の終盤でシャチホコラーにボール大の機雷を投げ込まなくてはいけないのですが、投げ入れるハズの豪が身動きがとれなくなって代わりにのり助が鉄棒で機雷を打ち込むという展開になるんですね~。
さてさて、感想ですが、今回は珍しくゴーダムでは各ゴワッパーメカの活躍でシャチホコラーをやっつけるというエピソードになっています。
豪の戦闘指揮力がいかんなく発揮されたエピソードといえます。これも24話以降の展開に向けてなんでしょうかね。
今回はマグダーの巧妙な作戦のため工業地帯は壊滅してしまうので、実質敗北しています。
パターン化した単なる勧善懲悪ではなく、ヒーロー側が敗北(に近い)してしまうというエピソードを描くのは勇気がいることでしょうけど、見ているほうは飽きがこなくていいですね。
それに今回はほぼゴーダムぬきのエピソードですから、これも視聴者を飽きさせないイイ工夫ですね~。
ゴーダム抜きといってもメカアクション満載ですし、見所も多い回だっと思います。
話自体はチテイバー捕獲のために用意されたエピソードなんでストーリー性はあんまりなかったですね~。
もう少しストーリーを練りこんでいただくとよりよかったですね~。
まぁしかし、チテイバー捕獲が次回への伏線になっているので、今回と次回で前後編エピソードと見てもいいのかもしれませんね。
☆今日のマグダーくん☆
今回はしてやったりのマグダーくんでした。
最終的にシャチホコラーを倒されてしまうんですが、工業地帯の壊滅には成功していますので作戦は成功したと言ってもいいでしょう。
この成功にはマグダーの巧妙な作戦がありました。
海底の固い岩盤のせいで地下からの攻撃ができないため、あらかじめネンドロイドを作業機ごと大量に忍び込ませておきタイミングを見計らって一斉攻撃。
最終的には作業機を合体・変形させシャチホコラーにしゴワッパーにあたらせるという作戦。
いつもより慎重でいいじゃないですか~。
だっていつも正面から攻撃とかばっかりで工夫もないしね~。
やればデキルじゃんマグダーくん。でもシャチホコラーって弱いね。
ゴーダムと戦わなかったしね・・・。やっぱり詰めが甘いよ、マグダーくん。
☆今回の見所、つっこみ所☆
見所はのり助の機雷ホームランシーンでしょうね。
野球の苦手なのり助を励ます豪、そしてその期待にこたえるのり助。
ゴワッパーの魅せる友情は見ていて純粋に感動します。
それから対シャチホコラー戦の豪。
シャチホコラーは巨大なメカ獣ですから、ゴワッパーメカでは明らかに力不足。
そのシャチホコラーをゴーダム抜きで倒すことができたのはこの時の豪の指揮っぷりが大きいでしょうね。
味方の戦力を的確に把握し、敵の弱点をちゃんと見抜く能力に長けた豪はなかなかスゴイヤツです。
それから偽装を解いて多数の作業機がシャチホコラーに合体変形するシーンはタツノコプロならではのカッコよさ。
こういうシーンは敵メカであろうといいもんです。
つっこみはまず機雷を五右ェ門から受け取る豪のシーン。
野球ボール状の機雷なんですが、けっこうな距離を投げて受け渡します。
怖い・・・。爆発するよ。
ちなみにのり助が機雷を打つシーンで「ショックを与えて五秒後に爆発する機雷」と説明していますが、機雷キャッチボールの段階で”ショック”が加えられてるんじゃないか?と思ってしまいました。
それからシャチホコラー。
あんだけカッコいい合体見せておいてなんだよその出来上がり・・・。
まるで半魚人。ガンダムでいうところのアッガイたんみたいな手足の短ささ。
ハッキリ言ってちんちくりんです。
まぁ、敵メカなんでカッコイイってことより嫌悪感を催す邪悪な姿を目指してるんでしょうけどね・・・。
でもゴーダムの敵メカの気持ち悪さは他のロボットアニメの比じゃないですケドね・・・。
メカンダーでも18話で野球やってましたけど、ゴーダムも野球ですか。
これはやっぱり日本ならではなんでしょうね。
もしブラジルだったやっぱりサッカーなんでしょうかね。
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