ヴァニラ・アイスはプラチナの夢をみるか?

サンプル数一人の話。日記、アニメの感想などを独りよがりに書いてます。

四畳半神話大系というアニメ

2013-12-15 22:38:26 | アニメ・特撮系
ここ最近、偶然見始めたアニメが面白かったのでご紹介。

森見登美彦という作家による小説が原作で、2010年にテレビアニメ化されていたらしいんですが、ロボットアニメにしか興味のないワタクシは全然知りませんでした。

先日スカパーのアニマックスで偶然見て面白かったので最後まで見てしまいました。

どんなお話かというと・・・・・。

京都のボロアパートに住む大学3回生の主人公”私”は入学時に思い描いていたバラ色のキャンパスライフとは程遠いキャンパスライフを歩んでいた。もし大学入学時に選んだサークルが違っていたらバラ色のキャンパスライフを歩んでいたかもしれないと思っていたら”私”の時間が逆行して・・・。

毎回、1回生のサークル選びから始まる合計10のパラレルワールドの”私”が語られる笑える青春物語なのです。

原作が私小説的な作りをしているからなのか(原作よんでませんwiki情報です)、物語のほとんどを”私”のモノローグで占められ(まぁ毎回2年分の話を詰め込むワケだからナレーションばっかりになるのはしかたないのですが)、現代が舞台であるのに、明治か大正かと思う程古風な言い回しで、それが独特で面白かったですね。

それからアートアニメっぽい映像も退屈になりがちなモノローグシーンで効果的に働いていました。まぁ、とにかくセンスを感じるアニメですね。

とりあえずネットに落ちてました。第一話です。

The Tatami Galaxy ep1(Arabic Sub)


それにしてもこれを見てワタクシ自身の大学時代を思い出しましたよ。

ワタクシもバラ色のキャンパスライフを夢見てバドミントンサークルに入ったものの”キャッキャ、ウフフ”の楽しいサークルではなくマジに頂点を目指すサークルだったりして、あえなくバラ色の夢が潰えたことがありました。

あぁ懐かしい。ワタクシみたいな経験を持つ人は意外に多いのかな?こういうカンジだからワタクシはこの話の”私”にすごく共感できるところもあってターゲットは若い人向けってよりも中年向けなのかもしれませんね。

ここ数年ロボットアニメ以外にアンテナを張っておかなったんで、全然知らなかったですね~。なんか久々にテレビアニメを楽しんだなぁ~ってカンジですね。


四畳半神話大系 コンプリート DVD-BOX (全11話, 300分) 森見登美彦 アニメ [DVD] [Import]
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全11話ですので、時間もあまりとられないことが魅力ですね。お正月休みにでもどうぞ。

四畳半神話大系 (角川文庫)
森見 登美彦
角川書店


原作も読んでみたいですね。近所の図書館で探してみようかな?

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コメント (2)
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