硬式の高校野球は殆どの人が知る通り、阪神甲子園球場で開催されます。
第86回大会の今年の優勝は、北海道の駒澤大学附属苫小牧高等学校に決まり、優勝旗が始めて津軽海峡を越えたなどと新聞をにぎわしていますが、では、軟式の高校野球はどこで開催されているかをご存じでしょうか?
軟式の高校野球は明石球場(明石市)と高砂球場(高砂市)で毎年、硬式の高校野球が終わったときから5日間の日程で開催されます。明石球場はJR明石駅すぐ北にある明石公園内にあり、隣接する明石陸上競技場はなかなか立派なものですが、陸上競技場に比べると球場はやや小ぶりに出来ています。
明石球場:第1球場
両翼100m センター122m
約12000人収容(内野:座席、外野:芝生席)
第2球場
軟式野球・ソフトボール専用
両翼80m、センター97m
陸上競技場
日本陸連第1種公認トラック(1周400m 8レーン)
2万人収容(メインスタンドのみ座席で6000人収容、他は芝生席)
ちなみに今年は第49回全国高等学校軟式野球選手権大会です。
毎年開催されているにもかかわらず、硬式野球だけがNHKだとかで放映されて、軟式野球はまったくなにもないというのはちょっと問題なのでは?と思ってしまいます。
硬式の方が人気があるだとかといった論拠は、マスコミのニュースバリューの観点でみれば当然でしょうけども、高校教育の一環である高校野球の放送がこんな感覚でほんとうにいいのかなぁと、軟式野球の高校球児の気持ちをほんの少し考えたりします。
また日本では、スポーツにあまりにアマチュアリズムというか、「純粋さ」を求めすぎているように思えます。「美しい・純粋な」プレーをテレビの画面を通して固唾を呑んで見守ることが出来る高校野球もアマチュアリズムの代表例です。
高校野球がビジネスとして成り立っているなんていう風に考えるのには抵抗感があるのと同じように、日本人のメンタリティーにはどうしてもスポーツの「プロ化」に対する心理的抵抗が大きく、世界の中でもこれほどスポーツが大好きで、ほんとうにいろんな種類のスポーツが楽しめる日本であるにも関わらず、まだまだプロスポーツビジネスの発達の遅れが目立つようです。
そんな中、”サッカー日本リーグ”といった地味な存在だった日本のサッカーが、1993年にJリーグに生まれ変わって10年が過ぎました。一時的な人気に終わらせない関係者の努力には敬意を表するとともに、日本でのスポーツビジネスの一つの形を形成しつつあることは日本という国の成熟度にもつながるように思えます。
第86回大会の今年の優勝は、北海道の駒澤大学附属苫小牧高等学校に決まり、優勝旗が始めて津軽海峡を越えたなどと新聞をにぎわしていますが、では、軟式の高校野球はどこで開催されているかをご存じでしょうか?
軟式の高校野球は明石球場(明石市)と高砂球場(高砂市)で毎年、硬式の高校野球が終わったときから5日間の日程で開催されます。明石球場はJR明石駅すぐ北にある明石公園内にあり、隣接する明石陸上競技場はなかなか立派なものですが、陸上競技場に比べると球場はやや小ぶりに出来ています。
明石球場:第1球場
両翼100m センター122m
約12000人収容(内野:座席、外野:芝生席)
第2球場
軟式野球・ソフトボール専用
両翼80m、センター97m
陸上競技場
日本陸連第1種公認トラック(1周400m 8レーン)
2万人収容(メインスタンドのみ座席で6000人収容、他は芝生席)
ちなみに今年は第49回全国高等学校軟式野球選手権大会です。
毎年開催されているにもかかわらず、硬式野球だけがNHKだとかで放映されて、軟式野球はまったくなにもないというのはちょっと問題なのでは?と思ってしまいます。
硬式の方が人気があるだとかといった論拠は、マスコミのニュースバリューの観点でみれば当然でしょうけども、高校教育の一環である高校野球の放送がこんな感覚でほんとうにいいのかなぁと、軟式野球の高校球児の気持ちをほんの少し考えたりします。
また日本では、スポーツにあまりにアマチュアリズムというか、「純粋さ」を求めすぎているように思えます。「美しい・純粋な」プレーをテレビの画面を通して固唾を呑んで見守ることが出来る高校野球もアマチュアリズムの代表例です。
高校野球がビジネスとして成り立っているなんていう風に考えるのには抵抗感があるのと同じように、日本人のメンタリティーにはどうしてもスポーツの「プロ化」に対する心理的抵抗が大きく、世界の中でもこれほどスポーツが大好きで、ほんとうにいろんな種類のスポーツが楽しめる日本であるにも関わらず、まだまだプロスポーツビジネスの発達の遅れが目立つようです。
そんな中、”サッカー日本リーグ”といった地味な存在だった日本のサッカーが、1993年にJリーグに生まれ変わって10年が過ぎました。一時的な人気に終わらせない関係者の努力には敬意を表するとともに、日本でのスポーツビジネスの一つの形を形成しつつあることは日本という国の成熟度にもつながるように思えます。