18年にもなりますか

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どうにもならんほどしんどいときはどうするべきか

2005-01-20 03:54:04 | 
 たまに買う雑誌のなかに、このプレジデントがある。以前は月刊誌で結構高かったのだが、購読層を広げるためだろうか、650円で月2回発行になっている。
 そのプレジデント誌の2005年1.31号に、「あなたの全課題」55問+αの解決法が特集されていた。いろんなテーマについて様々な分野で活躍している人からのコメントが付いている。その中で目を引いたのが、このタイトルにもある、「どうにもならんほど、しんどいときはどうするべきか」という問いだった。
 
 その問いに答えているのが、茶道裏千家第15代前家元の、千 玄室さんである。そこに書かれている記事はプレジデント誌を見て欲しいが、千 玄室さんは、朝起きて顔を洗うときに、鏡に映った自分に「おはようさん。今日も元気にいこうな」と言うそうです。そうすると誰にでも「おはようございます」が言えるのだそうです。また、夜寝る前には、かならず「ごくろうさん。今日はつまらないことがあったなぁ、でも明日はがんばろうな」と声をかけるのだそうです。

 簡単で誰にも出来ることなのだけれども、なかなかみんなやらないこととして挙てらっしゃる。

 まったく似たようなことを、テレビ番組で聞いた。
西川きよしといえば、有名な芸能人だが、大変苦労を重ねてこられていることも有名である。その西川きよしさんが、いろいろな人生の決断の際に、つねに鏡をみて鏡に映った自分に問いかけていたそうだ。結婚するとき、相方の故横山やすしさんが問題を起こしたときなど、いつも自分に、「それでええねんな」と自問自答していたそうだ。

 あらためて考えれば、人は自分自身に嘘を付くことはできない。気持ちが乗らないとき、いやなことがあったときは、どこかで心がささくれているものだ。そんな自分の気持ちは敢えて言葉にする必要もないくらい理解している。でもそんな自分に、自分自身で、「まあ、明日はがんばろうや」と声をかけるのは大変意味のあることだと思う。例え家族であっても、自分以外の人から「まあがんばろうや」といわれても、自分の気持ちなんてわからないのに!とおもってしまうだろうが、自分自身で声をかければ、そうはいかない。
 
 自分自身の今の気持ちを分った上で、それでも、「まあ明日がんばろ!」と言われるのだから、四の五の言わないで、「そうやな。思い悩んでてもしかたないやんな。」と思わざるをなくなるのだ。

 悩みを人に聴いてもらうのもよし、自分への手紙として書きつづるのもよし、鏡をみて声をかけるのもよし、いろんな方法で「さ、元気出していこかっ!」と気持ちを切替えていきたいものだ。

 「開き直るわけではないけども、済んだことをクダクダ言っててもしかたない、さ、気持ち切替えて、元気だしていこか!」

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