18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

予告 アホ丸出し

2008-07-16 22:04:57 | ニュース
 まるで流行のようにあちこちで「予告」をやって逮捕が続いている。

 最近では、架空の駅名で予告したから捕まらないと思っただとか、小女子とかいて『コウナゴ』という魚のことだと言ってみたり。

 やってることは小学生なみの悪ふざけ。

 何を書こうが、世間を騒がせて業務の妨害をしたならば、「威力業務妨害」である。


 こういう「確信犯」的な行動をしたやつらは厳罰に処すべきだ。






 予告.inというサイトには、予告情報が集まるらしいが、せっかくならばこういう幼稚なバカなことをやった奴らの名前と顔写真をinするサイトでも併設すればいい。


 永遠にさらし者にされるんだよということをわからさないと、こういうバカなことをやる連中には理屈ではどうしようもない。



 予告.inはあっという間に出来たのだそうだから、予告したバカ.inもそんな調子で作るのがいい。




 もしかしたら、うれしがってバカが増殖するかも・・・という心配もあるが。

 

 しかし、予告してるのが20代だったり30代だったりするんだからね、社会性がないというか、幼稚というか、本当に未成熟だ。





医療はタダか? Tomorrow

2008-07-13 22:01:33 | ドラマ
 7月から始まった日曜ドラマ、「陽はまたのぼる」久しぶりの竹野内豊。1回目は見逃したが、2回目の放送では、テーマが「命を金で買うとき」

 タイトルはドラマなので衝撃的な表現になっているが、考えるまでもなくかぜ薬を買う為にはお金がいるし、怪我をした絆創膏だってお金がいる。お金がいるのが分っているから入院保険なるものがあるし、がん保険がある。子どもを産むのだってお金がいる。

 結論だけ言えば、命をお金で買うのだ。

 一方で、ではお金がないなら死ねというのか?という感情論がある。だから医療保障制度や保険が必要となるのだ。保険組合が互助の精神にもとづいて制度を作り、みんなが豊かで安心できるようにするのだ。


 しかしいま問題も起こっている。いわゆる医療費の踏み倒し。確信犯的にお金を払わない一部の人達がいる。

 
 産まれそうになって担ぎ込まれた妊婦を目の前にして、産婦人科医は無視することもできない。そして分娩。場合によっては帝王切開もある。母子の命を預かる医療行為に対して、当たり前の顔で、お金がないから払えないというのもあるそうだ。


 医療は無料が当たり前、安いのが当たり前というのは互助の精神に反する大きな誤解だ。働けない人の為に社会保障がある。働けない人に、働ける人が助けるのは当たり前だという考え方が無くなってきている。働けなかった人が、働けるようになったら、また今度は働けない人に返す。そういう精神が前提に互助がある。


 戦中戦後のものの無かった時代、多くの人達が貧しかった時代には助け合いがあった。味噌や醤油を借りたりすることも珍しくなかった。

 

 それがいつのまにかどこかへ消えてしまった。



 医療にはお金がかかる。だから社会保障がある。社会保障の精神は互助である。互助とは、お互いに助け合うということ。助ける人は自分自身が助けることができる立場に感謝し、助けてもらう立場の人はそれを当然とは思わずに、きちんと感謝し、いずれ返そうと考える気持を持ち行動すること。

  
 医療費はタダではないのだから。国にどうしろこうしろ!ではなくて、自らが少しずつでも無料医療を受けることを少なくしていけばお互いに助かるはずだ。感情論を先行させることなく、きちんと考えて行けば医療制度は崩壊せずに済む。崩壊してしまって真っ先に困るのは、本当に助けてもらわなければならなくなった場合の私たちなのだから。

陽はまたのぼるの公式ページは---> http://www.tbs.co.jp/Tomorrow2008/



だれが考えても大分だけじゃないだろう

2008-07-13 10:10:39 | ニュース
 大分県教育委員会で大騒ぎになっている教職員採用についての口利き疑惑。小学校から高校まですべてで行われているという報道もある。しかし、これは本当に大分だけなのだろうか?

 口利きなんていう言葉ははるか昔からあるくらいだから、一般企業でも公的機関でも口利きは日常茶飯事だ。採用に関係なく当たり前の風景としてある。

 NTTがまだ電電公社と呼んでいた時代の話だが、学校卒業前にした同級生がいた。え?なんで?って訊いたら、どうやらそういう口だったらしい。



 こんな風に、昔から口利きなんていうのは普通に日本中何処でも存在しているのだ。

 ウチの息子が、就職先をさがしているのだが・・・だとか、いとこがフラフラしているのでなんか仕事ないだろうか? 娘が東京へ出たいと言っているんだけども、安心できる働き口は無いだろうか・・・などなど。

 これらすべてが悪い訳ではない。口利きは場合によっては需要と供給の、あるいは社会生活をスムースに過ごすために有効だったりする。



 問題なのはこういう感覚をそのまま、「本来等しくあるべき」採用試験にまで及んでしまうことが問題、さらに金品の授受があるともっと問題なのだ。



 つまり、公のルール以外に、公には知られていないごく一部の人が使えるルールが存在し、敢えて言うならこの“闇のルール”にのっとって採用が決められることが問題なのだ。



 口利きが日本中で、もちろん海外だってあるだろう、存在しているのだから、その感覚で、今回の大分の様なことにまで進展していても不思議ではない。つまり大分だけではないはずと考えるのが妥当だろう。


 もしかしたら今頃、いろんな自治体の教育委員会ではハラハラどきどきしているお偉いさん達もいるだろう。不正の告発におちつかないでいる小心者が少なくなって、いけしゃあしゃあとインタビューでウソを並べられる人が増えているいま、匿名であっても告発の一報が蟻の一穴になるはずである。


 

本当はまっすぐに生きたい

2008-07-05 23:14:49 | 
 今日、あるイベントでたくさんの学生達の集まる中にいた。親の金で大学に行かせてもらっていることにちゃんと感謝し、大学へ行く目的もはっきり持っている学生達だ。

 かれらと、イベントの主催者でのフリーディスカッションを眺めていると、いまの学生達が何を考え、何に疑問を感じているのかがよくわかった。

 かれらは本当にまっすぐに生きたいのだ。大学生だけではなく、高校生だって中学生だってみんなまっすぐ生きたいと思っている。夢をもって前に進みたいと思っているのだ。


 しかし、それを簡単にさせてくれない現実が横たわる。そうだ、現実にある「経済活動」なのだ。



 生きて行く為にはお金をかせがなければならない。


 最初は、最低限の収入でもいいと考えるが、そのうちパートナーができたり、家族をもって、子どもを育てなければならなくなると、もっとお金を稼ぎたいと考えて行く。



 残念だけども、これが現実だ。




 ある役所の職員が2階級だか3階級だかの降格を自ら志願して、ストレスのない生活を選択したという記事があったが、こういうことを平気でやれる人はそうはいない。




 おいしいものを食べ、おしゃれなファッションに身を包み、好きな車に乗って、海外旅行にも行きたいと考えると、お金はいくらあっても足りない。


 そして結局は、「お金が一番」と考えてしまうのだ。親がそう考えると、こどもだってもっとそう考えるようになる。お金さえあれば、お金を稼がなければと考えるあまり、あちこちでまっとうな商売をせず、偽装が繰り返されるのだ。



 本当はみんなまっすぐに、まっとうに生きたいのにといっても現実がそれを許してくれない。



 でも、子ども達は純粋だから、本当に自分のやりたいことを目指して欲しいと思う。格差社会だとかいろいろ言われるが、自分の一生の大部分の時間を費やすことになる「仕事」という代物。できるかぎり、本人の希望に合うのがいいと思う。親としては少なくともそういうふうにして上げたい。そうすると本人も“まがった”道を歩んでいないことに感謝もするだろう。