松山ケンイチ主演の、マンガが原作の映画。
デトロイト・メタル・シティというデスメタルバンドのボーカルを無理矢理にやらされている、ほのぼのミュージック好きの音楽青年のありがちな悩みをギャグ満載で笑わせながら描いた映画。
映画の中で笑えるところもたくさんあり、場内は笑いが何度も起こる。シンプルなギャグだから余計に考えず笑えて結構面白かった。
ただ、伝えたいことはあまり伝わって来なかったのが残念。ま、それは大したことではないけども。
こういう映画の設定で出てくるバンドってどうしても中途半端になるものだけども、まあ
デトロイト・メタル・シティというバンドは、半端じゃなくデスメタルロック♪楽曲もステージのシーンもとことんバリバリのメタルロックしまくってます!これは最高だと思う。
ここまでやるから面白いし、気持ちいいし、デスメタルロックのカリスマボーカリストというシナリオにも違和感が無い。
ヘビメタ、パンクロックなどが、ま~~~~ったくダメという人はもしかしたら観ない方がいいかも知れないけど、デスメタルロックをやってる人って案外こういう人なのかなぁ~と(どういう人やねん!)思って楽しむこともできるので、この際、好き嫌いを抜きにして観にいって欲しい。
主役の松山ケンイチ。オモロイ!彼の演技力があってこそ、そして、
デトロイト・メタル・シティというぶっ飛びのデスメタルロックしてるバンドの設定があってこそ全てがうまく回った映画だと思う。
難しいことを考えずに笑いに映画を観きたい人にお勧めです。
個人的に点数を付けると100点満点で72点ぐらい。結構エンタテイメントしてる映画です。
しかし、ヨハネ・クラウザー・Ⅱ世 面白い、ファンになりそ♪