自然ウオッチングセンタースタッフのブログ

北海道札幌で、自然観察や環境教育を通し、自然とのふれあいを進め、自然への理解を深める活動を行っている団体です。

2月12日(水)冬芽に注目する自然散歩~豊平公園

2020年02月13日 | 季節の自然散歩

昨日は樹木の冬芽に注目する自然散歩でした。曇り空ですが、気温の高い暖かな日です。

豊平公園で、いろいろな冬芽を観察しました。

ハルニレの冬芽も小さいですが、顔があります。花芽と葉芽の違いもわかり面白いです。

丸く膨らんだ花芽。 冬芽を切って中を見てみるとツブツブが見えます。

ハルニレの葉っぱの芽。

ヤマグワの冬芽は、鱗片に白い縁取りがあります。

ツリバナの冬芽はとんがっているのでわかりやすいです。

対生なので枝の着き方にも特徴があります。

豊平公園ちょうど剪定をしていて、モクゲンジの実もたくさん落ちていました。

かわいいモクゲンジの実も拾えそうです。

カラスの落とし物も。カラスの羽も内側はこんなにフワフワなのですね。

冬芽はなかなか地味ですが、冬の観察ポイントになります。是非、探してみてくださいね。

■2020年2月12日 豊平公園で観察できたもの

【植物】ヒュウガミズキ、バイカウツギ、ハルニレ、ハウチワカエデ、ヤマモミジ、ノムラカエデ、エゾヤマザクラ、アサダ、シラカンバ、アジサイ、ツルウメモドキ、モクゲンジ、エゴノキ、ツリバナ、マユミ、ドイツトウヒ、キタコブシ、ホオノキ、シナノキ、カラマツ、ヤチダモ、シンジュ、ナナカマド

【その他】シジュウカラ、ヤマガラ、ハシブトガラ、キクイタダキ、スズメ、シメ、ツグミ、カラスの羽 など

次回、季節の自然散歩は、2月26日(水)スノーシューで自然散歩in 旭山記念公園です。

Satomi shimada(kamada)

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