自然ウオッチングセンタースタッフのブログ

北海道札幌で、自然観察や環境教育を通し、自然とのふれあいを進め、自然への理解を深める活動を行っている団体です。

2023年7月18日(火) さっぽろ自然散歩「恵み野~漁川~恵庭道の駅」

2023年07月18日 | さっぽろ自然散歩

 恵庭市の恵み野を歩く自然散歩です。

 恵み野駅に集合。開始前から駅前の広大な空き地で観察。

 水たまりの水際にいるコチドリを、参加者が見つけてくれました。ちょっと目を離すと、土の色に紛れて見つけられなくなってしまうコチドリ。皆さん見つけるのに苦労しました。

 恵み野の駅前通りは、花がいっぱいのきれいな道。建物もどれもおしゃれです。さすがガーデンシティと呼ばれるだけあります。

  歩道の植え込みに、イチョウの芽生えが茂っていました。切株から”ひこばえ”がはえたものでした。1年で1.5メートルも伸びた生命力にびっくり。

 恵み野の市街地には、緑地や公園が2㎞にわたって続いています。樹木なども詳しく観察したいところですが、今日は長めのコース。少し急ぎます。

 サトウカエデが植えられていました。カナダの国旗の葉っぱ、足を止めて観察。

 緑地の中には水路が流れています。きれいな流れにバイカモが咲いていました。

 花が水面から顔を出すのは、虫に受粉してもらうためでしょう。テントウムシも受粉に一役買っているのかな。

 水路にはカワヂシャの花も。

  エゾミソハギは公園の池のほとりに咲いていました。

 

 緑地を抜け、郷土資料館でトイレ休憩の予定が、祝日の翌日で休館。さて困った。

 希望者は近くの中恵庭公園へ。この公園も大木の茂るすてきな公園でした。

 あとは漁川の堤防上を恵庭の道の駅に向かいます。

 鳥を見るには遅い時期にもかかわらず、コウライキジ、カッコウ、アオジ、オオヨシキリなどが次々に見られました。写真は撮れず、残念。

 12時45分、道の駅に到着。みなさん食事や買い物を楽しみました。

 

■2023年7月18日 恵み野~漁川で見られたもの

 

【植物】バイカモ、カワヂシャ、エゾミソハギ、ブタナ、ノラニンジン、フランスギク、クサフジ、ヒメムカシヨモギ、ビロードモウズイカ、

ヤチダモ、クリ、オニグルミ、トチノキ、ミズナラ、カツラ、ハルニレ、ナナカマド、イタヤカエデ、ヤマモミジ、ハウチワカエデ、サトウカエデ、シラカンバ、ヨーロッパカンバ、イヌエンジュ、ニセアカシア、エゾヤマザクラ、エゾニワトコ、ドロノキ、シダレヤナギ、ノブドウ、ツタ、ヨーロッパトウヒ、プンゲンストウヒ、アカエゾマツ、トドマツ、チョウセンゴヨウ、ストローブマツ、カラマツ、イチイ、イチョウ

【野鳥】コチドリ、キジバト、キジ(コウライキジ)、カッコウ、マガモ、トビ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒガラ、シジュウカラ、カワラヒワ、ムクドリ、オオヨシキリ、アオジ

 

島田

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