本日中止した「ときわ自然散歩」の予定コースを見てきました。
晴れて暖か。上着は不要でした。
真駒内川は増水していません。山の雪解けはまだ先なのでしょう。
メタセコイアの枝先に揺れているものがあります。
雄花の花穂でした。軽やかに風に揺れる様子がいいですね。
雌花もこの花穂の先につくというのですが、見つけられませんでした。
いつもの場所に、ヒメイチゲが咲いてました。わかっていても見落としそうな小ささ。
ヤドリギにも花が。これで雌花が咲いている状態だと思います。
写真のヤマガラのほか、シジュウカラ、ハシブトガラ、ゴジュウカラなども盛んにさえずっていました。
下からの写真ではわかりにくいキクイタダキ。動かずにいれば近くに来てくれます。でも動きが早くて、ゆっくり観察するのは難しい。
20羽くらいの群れで動いていました。渡りの途中と思われます。
小さな流れに沿って、ネコノメソウが開花。
タマゴケの胞子嚢。ある本によれば、「目玉おやじ」。
コケもみずみずしさを取り戻しているようです。
春の花も咲きはじめています。これから渡ってくる夏の野鳥も、渡ってすぐの時期はとても見やすいものです。
個人やご家族で散策してみてください。
■2020年4月19日、常磐の真駒内川沿いで観察したもの
[植物]
(開花していたもの)ツノハシバミ、ハルニレ、ケヤマハンノキ、ヤナギ(種不明)、
メタセコイア、ヤドリギ、ヒメイチゲ、ネコノメソウ、アキタブキ
(その他)ミズナラ、アカナラ、シラカンバ、オオバボダイジュ、サワシバ、ドロノキ、
ハクウンボク、ホオノキ、トクサ
[野鳥]
ハシブトガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヒガラ、キクイタダキ、
カワラヒワ、シメ、ハクセキレイ、キセキレイ、カワガラス、ツグミ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
(shimada,a)