今日は豊平公園で針葉樹に注目する自然散歩でした。参加者3名。少人数でゆっくり散策です。
新型コロナウィルス感染拡大防止の為、札幌市の公園施設も休館中。豊平公園の緑のセンターも休館でした。
針葉樹に注目!ちょうど公園の剪定後で、針葉樹の枝がたくさん落ちていました。
こちらは、モンタナマツ。2本1束の葉っぱです。
先端に着いているのは昨年の春咲いた雌花が松ぼっくりに成長する途中。モンタナマツは、3年かかって松ぼっくりになります。
モンタナマツのマツボックリと、冬芽の中身。冬芽を一つ中を見せてもらいました。伸びる枝とこの春咲く花の蕾が入っていました。
スギの雄花つぼみ。 花粉症の人は、見ただけでクシャミしたくなるかも。
モミの仲間(ウラジロモミ?)も、雄花のつぼみがありました。
いろいろな枝が落ちていて、並べて観察できました。
シラカンバの果鱗と、ダケカンバの果鱗を比較。
左が、シラカンバ。右がダケカンバです。並べてみると形の違いがよくわかります。
シラカンバ木の上に、マヒワの群れが止まった~と思ったら、すぐに飛んでしまい、ゆっくり見られず残念。
難しいけど、沢山の種類の針葉樹がある豊平公園で観察しました。
観察会など中止も多く、イベント参加しにくい状況ですが、深呼吸しに、近くの森や公園へ出かけてみてくださいね♪
■2020年3月4日(水)豊平公園で観察できたものは、
「野鳥」ヒヨドリ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、マヒワ、ハシブトガラス
「植物」モンタナマツ、ゴヨウマツ、カラマツ、スギ、ニオイヒバ、トドマツ、ウラジロモミ、アカエゾマツ、プンゲンストウヒ、ヨーロッパトウヒ、シラカンバ、ダケカンバ、ウダイカンバ、メタセコイア、キタコブシ、ネグンドカエデ、シンジュ、オニグルミ、マユミ、サワラ、ヒヨクヒバ、オウゴンヒヨクヒバ、チョウセンゴヨウ、アカマツ
などでした。
次回、季節の自然散歩は、3月22日(日)スノーシューで自然散歩in 手稲山です。
Satomi shimada(kamada)