昨日、市原市では激しい雨と雷の音で目を覚ましたという方も多かったことと思います。
1時間に85ミリという猛烈な雨で、特に八幡や五井では冠水による被害が甚大でした。
これは、八幡宿駅から飯香岡八幡宮に向かう道路。
駅前がこの状態とは・・・
マンホールからも汚水が溢れ、市の職員が対応していました。
幸い雨は短時間で止み水は程なく引きましたが、今回の災害であらためて考えさせられたことが・・・
こちらは、避難所が開設された八幡公民館の前の幹線道路・白金通り。
フェンスの向こう側に見えるのは、今の公民館の代わりとなる新たな複合施設の建設予定地です。
通りは歩道まで丸ごと濁流に呑み込まれてしまいました。
これでは職員が参集すること自体難しいですし、住民避難も到底無理でしょう。
もともとここは大雨の際に冠水しやすく、海岸沿いのため津波や高潮の危険もあります。
これで果たして地域の防災拠点として機能するのか??
昨日の豪雨は、
市原市の浸水対策や市民の安全確保のあり方などに大きな課題を突きつけたと思います。
・・・・・そして今日、追い打ちをかけるように、市長から報告がありました。
国道16号線の陥没です。
市の資料より
上下線とも通行止めで、いま急ピッチで復旧作業を進めているそうです。
いずれにしても、人的被害が出なかったことが不幸中の幸いです。