市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

同じ過ちを決して繰り返さないために・家庭児童相談システム

2022-02-03 | 子ども
市内もコロナの陽性者が増えて、不安に感じている方は多いと思います。
2月から市原市では、全てのワクチン3回目接種の方の接種間隔を6ヶ月に前倒しすることになりました。
まずは3月までの接種予定の方の分の摂取券を2月7日から順次発送します。
6ヶ月の期限が来れば、すぐに予約できるようになるのです。
今のところ、予約はスムーズに取れているようです。市の話では、申し込みが予想より低調で、3割ぐらいなのだそうです。
前回のように、焦ったり慌てたりする必要はないと思います。

報道を見ると、ワクチンやら飲み薬やらの医薬品に関する情報や、密を避けるなど行動自粛の話題ばかりで食傷気味ですが、
個人個人のレベルでは、要はウィルスが体に入ってもそれに負けなければ良いのですよね?
私は特に持病はないので、規則正しい生活、睡眠と食事はしっかりとる、無理はしない、ストレスをためない・・・を心がけることをまず第一としています。
当たり前すぎて報道のネタにもなりませんが、世間ではこのこと、意外と忘れられているような気がします。


・・・・・先日、森山さんと市の情報政策課を訪ね、聞き取りを行いました。
テーマは、児童虐待を防ぐための情報共有の仕組みについて。
情報政策課と子ども家庭総合支援課の両職員から丁寧な説明を受けることができました。

市内で児童虐待により乳児が衰弱して亡くなってから、丸2年が経ちました。
市は、庁内の連携不足などもあって未然に防ぐ事ができなかったその反省から、様々な改善策に取り組んでいます。
その一つが、情報共有のICT化です。

昨年10月から、要保護児童の情報に関わるあらゆる部署・・・
例えば、
住民基本台帳(市民課)、健診・予防接種・訪問・相談(ネウボラセンター)、生活保護情報(生活福祉課)、保育所情報(保育課)、学校情報(教育委員会)、障害者手帳(障害者支援課)・・・
これだけ多くの情報が、リアルタイムで共有できるシステムを導入しました。
該当する児童の家庭環境や兄弟の有無などがすぐに確認でき、リスクアセスメントが格段に容易になりました。

逆にこれまでは、縦割り行政の環境で、この作業は相当大変だったことは容易に想像できますね。
多忙な業務で抜け落ちてしまったことも多々あったと思います。
だからこそ起きた悲劇だったわけで・・・

因みに、このシステムのイニシャルコストは2500万円、ランニングコストは年100万円。
もう同じ過ちを決して繰り返さないよう、有効に活用されることを期待します。



「SDGs未来都市いちはら」のオリジナルロゴがデザインされたフラッグが可愛い♪
役所内の至る所に飾ってあります^^

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