市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

まちぐるみの取り組み

2015-08-24 | お知らせ
今日は定例議会に先だって、私も所属する「地方創生と将来ビジョンに関する調査特別委員会」が開かれました。

市は来年度までに、まちの現状と将来予測を踏まえて、これから短期的・中長期的にどう市政を運営していけばいいのか、という大事な大もとの計画を立てなければなりません。
市民にとって非常に大事な問題ですから、役所だけで決めるのではなく、議会も策定作業の初期の段階から積極的に関わろうというのが、この特別委員会のミッションです。

今日は市側から市原市の人口動態や将来予測、産業の動向、財政状況などや、現在取り組んでいる対策、計画策定のスケジュールなどが説明されました。
詳しい内容をぜひお知らせしたいところですが、盛りだくさんなのでまた別の機会に・・・


さて、
写真は、この委員会の会議の直前に立ち寄った辰巳台にて。



辰巳台地区まちづくり協議会の皆さんが、事前に通学路の調査を行って危険個所を洗い出し、優先順位を検討したうえで市に要望を出すという取り組みをしているのですが、今日はそのうちの一か所について、市の担当職員と現地確認を行うということで、私も立ち合わせてもらいました。

例えば、こんな風に成長しすぎた街路樹が街灯を覆いかぶさってしまっていたり・・・


ズラリと並ぶ放置自転車も。


職員が警告の札をホチキスで止めていきます。

これらは一週間の猶予期間の後、撤去されます。
本当はすぐにでも撤去したほうが効率的なのですが、やはり持ち主の所有権が優先されるそうで、なかなかもどかしいところですね。

実は、近々この近くの歩道橋が老朽化のために撤去されるのですが、厳しい財政状況から更新は見込めず、それならばせめて横断歩道などを整備することで通学路としての安全性を確保したい、というのが住民の皆さんの要望です。

会議を控えていたのでわずかな時間しか立ち会えなかったのですが、
個人でバラバラに訴えるのではなく、このように町会など組織単位で調査・検討して、要望の根拠や優先順位を明確にしたうえで市と話し合うという取り組みは、非常に感心させられましたし、勉強になりました。

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