市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

内房総で「百年後芸術祭」開催へ

2022-12-06 | 観光
今日は、代表質問の一日目。
自民党の質問に答える形で小出市長が半年後の市長選出馬を表明するなど、
注目の出来事もありましたが・・・

個人的に今日一番のトピックスは、本会議後に市から説明があったこの構想。

『環境と欲望 百年後芸術祭 ー内房総アートフェスー (仮称)』基本計画骨子案


総合プロデューサーに音楽プロデューサー小林武史氏を迎え、
市原市、木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市の内房総エリアで開催する芸術祭。
前期2023年11月~12月、後期2024年3月~5月の二回に分けて。
これまで市原市で開催してきた「アート×ミックス」も、
このプロジェクトの一環として後期に開催します。

「アートとクリエイティブとテクノロジーの力を社会に還元し、
100年後の未来を作っていくためのサスティナブルプラットホームとしての
芸術祭を目指します」
とのことですが、この説明ではまだ全然わからないですね。

「全体の事業費は一体どのくらいになるのか?
また市の負担はどのくらいと見込んでいるのか?」
と質問してみたのですが、
「まだわからない」と。

本当はわかっているとは思うんですけどね。
世間の常識だと、値段も見ずに取引するなんてあり得ないでしょう。
千葉県の150周年事業の一環でもあるので、県からある程度補助金は出るようですが、
いずれにしても血税ですから、しっかり説明責任を果たしてもらいたいものです。

これが最終的に「ブラボー!」となれば良いのだけれど。
このプロジェクトで、何か「新たな景色」が見えるのだろうか?
ごく当たり前の景色も見ることが出来ない人たちも大勢いることを、
私たちは忘れちゃいけないと思う。

襟を正して

2022-12-05 | 議会
12月1日の定例議会初日で、新たに特別委員会が設置されました。
『市原市議会議員政治倫理条例制定に向けた調査特別委員会』。
委員は9名です。
市原市議会はこのところ不祥事続きでしたので・・・

写真は、本会議で特別委員会設置が承認された時の様子。


政治倫理条例の制定がこの問題の解決に繋がるかどうかは正直わかりません。
結局は個人の資質や心がけ、それから会派の規律の問題だと思うので。

さっそく第1回の会議が開かれたのですが、
とにかく条例さえ作れば市民も納得するだろう!
・・・とか、
他市ですでに制定済みの条例を下敷きにして、少し手直しすれば完成!
・・・というような、
安易な雰囲気が無きにしも非ず。今後が少し心配です。

とは言え、私も委員の一人ですので(^^ゞ、
市議会が少しでも襟を正すきっかけとなるように、前向きに務めていきたいと思っています。


子ども達の車いすラグビー体験

2022-12-01 | 障がい者
12月になり、定例議会が始まりました。
今日は新たに「市原市議会議員政治倫理条例制定に向けた調査特別委員会」が設置されるなど
注目の動きがありましたが、その報告はまた改めて・・・

写真は、午後に姉崎公民館で行われた姉崎中学校1年生の車いすラグビー体験の様子です。




講師は峰島靖さん。
車いすラグビーのトッププレーヤーで、
日本車いすラグビー連盟の理事や競技の解説者も努めながら、
日本各地で普及活動に取り組んでおられます。


峰島さんは、昨年も姉崎公民館の自主事業という形で生徒達に教えて下さったんですよね。
今年も引き続き来て下さって嬉しい限りです。

車いすの扱い方など一通り講義を受けた後、
全員が実際に乗って鬼ごっこをしたり、ミニゲームをしたり。
峰島さんの激しいタックルを一人ずつ直接受ける場面では、大盛り上がりでした!
(もちろん安全に十分配慮した上で)




向かって左が攻撃用、右が守備用。


子ども達にとっては、
トップアスリートから直接指導が受けられるというだけでも貴重な体験だと思いますが、
峰島さんとの交流を通して
「障害を持つということ」について気づきを得る機会にもなったことでしょう。

東京パラリンピックをきっかけに始まった取り組みが続いていくのは本当に嬉しいことですね。
こうした積み重ねが、障害者を特別視せず当たり前に手を差し伸べられるような
優しい社会に繋がるのだと思います。
尽力された関係者の皆さまにも感謝の気持ちでいっぱいになりました。

皆さんの応援が励みになっています


千葉県市原市ランキング