我が郷は足日木の垂水のほとり

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“日の丸ジェット”に逆風

2010年01月08日 | 記事紹介

日経ビジネス オンライン

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090730/201332/

2009年7月30日配信

  記事の紹介(抄出)です。

“日の丸ジェット”に逆風

ホンダは1年延期、三菱は受注獲得に苦労

世界市場に挑戦する日本のジェット機が逆風にさらされている。

 「『ホンダジェット』の事業計画は1年遅れる見通しだ」。ホンダの伊東孝紳社長はこう明かす。

 ホンダは経済環境の悪化を受け、昨年末に「フォーミュラ・ワン(F1)」から撤退したものの、小型ジェット機事業は予定通りに進める計画だった。2010年中を予定していた機体の引き渡し開始は、約1年遅れて2011年10~12月期になる見込みだ。ホンダジェットは7~8人乗りの小型機で、ホンダはエンジンと機体の開発を手がける。

 「主要部品の開発が遅れており、米連邦航空局(FAA)からエンジンと機体の認証を取るのに時間がかかっている」(ホンダ)ことが主な理由だが、別の懸念も生じている。

ホンダの提携先が経営不振

 米国発の経済危機で、小型ジェット機市場が変調を来していることだ。ホンダは米小型機メーカーのパイパー・エアクラフトと提携して、ホンダジェットの米国における販売網とアフターサービスの展開を進めていた。

 しかしパイパーは経営が悪化して、今年5月に投資会社に買収された。地元自治体に3200万ドルの金融支援を要請。ホンダとの協力関係については現時点では変更がないものの、今後は影響が出る可能性もある。

ホンダジェット
「ホンダジェット」は低燃費を売りに市場開拓を急ぐ

 ホンダはジェット機事業の本格展開を加速している。事業を担当する米子会社、ホンダ・エアクラフト・カンパニーの藤野道格社長は、6月にホンダ本体の執行役員に昇格。ジェット機事業とは独立した形で展開するエンジン事業でも、米ゼネラル・エレクトリックと合弁会社を作り、開発、販売、サービス網の構築を急いでいた。

 ホンダは米国、カナダ、メキシコ、欧州で販売を始めており、既に100機以上を受注。「景気が悪化しても、現時点でキャンセルはほとんど出ていない」(ホンダ)という。

  記事の紹介(抄出)終わりです。

 

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