大した揺れも無くやっと到着・・・と思いきやタッチダウンまでの1~2分間の揺れのすごい事! 怖かった~~!
空港から出て、その揺れが納得の強風。
オランダは風の国、それで風車も大活躍だったのね。納得。
咲いてなくても寒くてもいいもんね・・・同じ思いの人は結構いるもんだ・・・
今回のツアー総勢38人!! そのうち一人参加は7名(男性1名・女性6名)
ただし私ともう1人の女性以外はみな1人部屋希望だったので、必然的にその女性と4泊相部屋になる。
その女性がYさん。地味で昔のお母さんって感じの方。
私達の部屋は9階、エレベーター前でYさんがにこやかに男性とお話している。
(やるじゃん、Yさん・・・機内で知り合ったのかしら?)
部屋に入った途端・・・ 「さっきの男は・・・」 おとなしそうなYさんがこう言ったのだ 「おとこ」 と
「去年の2月にスペインに行った時にも同じツアーだったのよ~ビックリしちゃったわ~」
「エアメールを何枚も出したり~旅行で知り合った人とやり取りしてるんだって。ペンダントを何個も買ってたわよ、誰にあげるのかしら?」
「奥さんへのお土産じゃないですか?」
「同じ物を何個も奥さんに買う?」
「・・・買わない・・」
「でしょ?よく皆と話してたし、まめなのよ、あの男」 男て・・・
Yさん、私も負けそうな観察眼。 実際は男性の方はYさんをはっきりとは覚えてなかったらしいけど・・・。
一息つき、少しホテルの周りを歩きましょう・・・ということで2人で外へ。
思っていたほど寒くなく空気も澄んでいて(あ~~気持ちがいい)
と・・・Yさん私の腕をすっと持つ。 (ん・・・・?) さりげな~く距離をとる。
ホテルの周辺に見るものもないけど、私はもう少し歩きたかったが 「そろそろ戻りましょうか?」 のYさんの一声でホテルに戻る。
どうやら不安な様子のYさん。
そういえば・・・ 昨年、ウィーンのフリータイムでのこと。
ケルントナー通りを歩いていると、前から一人参加の女性二人が腕を組んで歩いてきた。
30代女性に60代女性がしがみつくようにしていたのだ。
「なんか30代かわいそうだね、もっとパキパキ歩きたいだろうに・・1人参加してあれはしちゃいけないね」
「きっと60代は街中を1人で歩くのが不安だったんだね・・・でもあれはいけないね~」
脳裏によぎるその時の光景
もしや・・・それが私の身に降りかかろうとしているの?
い、いかん いかんせっかくの一人旅に 「あれはしちゃいけない」 ことが私の身に~~~?