16:30 手術が終わり、執刀医から説明を受ける
開腹したら炎症が酷かったが、膿はきれいに洗い流した。
そして、大腸のむくみが酷く縫合できず、ストマも造営できなかった
お腹は人工膜で塞いでいる
えっ!!お腹開けっ放し!?
なにそれ!
この病院での縫合不全はここ数年で1件しか起こっていない
しかも今回の事はとってもレアなケースで、僕達も驚いている
そんな事は知ったこっちゃない!!
悪循環を断ち切らなければ という
だから早くそうしてよ!
待つ事1時間半 19:00 ICUに行く
どんな状況なのか・・・怖かった・・・どんな事になってるのか・・・。
息子達が一緒で良かった。一人じゃ潰れてる。
ICUの一番奥のベッド
気管挿管され両手を縛られ、管まみれの夫がいた
「痛みを感じさせないために麻酔で寝かしていますが、
大きな声で呼びかければ、聞こえますから話しかけてください」
「おとうさん!!」
「NNに会いたいでしょ!がんばって!!」
苦しそうな表情で首を横に振るばかり
楽になるために切ったのにこんな事になるとは!!
それは本人が一番思っていることだろう
とにかく・・・とにかく耐えてもらいたい!!
この時は全て終わったという安堵感があった
これであとは上向く!大丈夫!負のスパイラルから脱出だ!