入院32日目
夕方からの手術にあわせ病院へ行く
20:30医師達と面談
息子達は仕事で来られず一人で聞く
表面的には全部縫合したが、へそ周り2/5部分は筋膜は縫えなかった(ヘルニア状態)
朝の数値は良かったが、膜をとったら腸の状態が非常に悪く
膜をとる時に腸が破け、何箇所も縫った
その場所が縫合不全・癒着する可能性あり
人工肛門は取り付けたが腸圧で抜ける可能性あり
ノックダウン寸前
今までも何度もパンチを受けてきたが・・・
明日息子達にもう一度説明して欲しいとお願いする
21:00
夫 ICU に戻る
その時には次男も駆けつけ2人で面会
夫、目が落ち窪み、やつれ果てている 不安
「手術の後なんだから。先生は最悪な事を言うんだ。縫合も一回で出来たし人工肛門も付けられたでしょ」 と 次男
そうなんだけど・・・でも・・でも・・・
この不安感はなぜ?
「呼吸器が抜けるこの一週間が山」と I くん
「先が見えない!!元気が無くなった!!」と私
やっぱり『この時間』は何の為?
帰宅すると長男から電話
「お母さんは疲れているんだよ。弟と話をして整理したら安心材料はいっぱいある!ネガティブすぎるよ」
「そうだね・・・」
あの時はお母さん超落ちてたよ!心配しすぎだよ
後になってそう父さんに報告してよ・・・
3年前に義父が自宅で倒れ救急車で病院に運ばれた
私達が駆けつけた時、義父はICUで人口呼吸器で生かされていた
生気のまったく無い顔
この日の夫は同じ顔だった
入院35日目
高熱が続いている
「大丈夫だよ!皆付いてるからね!」
夫、うなずきながら涙
愚痴や怒りは後でいくらでも聞いてやる!
緊張し続けるのも辛いが、気を緩めると小さなパンチを食らう
ネガティブだと言われようが気を引き締めていないと
そのつどダメージを受ける
気持ちのコントロールをしないとこちらが潰れてしまいそうだ