緊急性のある手術が21時まで長引いてしまう。
もう1つの手術室も救急患者の緊急手術が入っている
「これからだと手術開始が24時からになり、スタッフの確保も難しいので
できれば翌朝9時スタートでもいいでしょうか?」
「この痛みをどうにかしてくれたらそれでいい!!」
そう言うしかない・・・
どうしてこうも後手後手になるのか、負のスパイラルからどうしても抜け出せない
手術の時にはに息子達が病院に一緒に行くと言ってくれる。
1人で行くつもりだったので、この時は嬉しかったし本当に心強かった。
入院27日目
朝、次男と2人病院に向かう
長男も出先から病院に向かい、午後には到着
元気満々で臨んだ一回目の時とはわけが違う、体力的にも精神的にもズタぼろだ
「先生、次のステージにあげてくれますね!!」
「大丈夫ですよ!頑張りましょう!!」
看護師が車椅子を用意すると言っているのに、夫は苦しそうに、イラつきながら歩いてエレベーターに乗った
「相変わらずせっかち君だねぇ」と次男と苦笑
9:00 自分で歩いて手術室へ
車椅子で行けばいいのに・・・
3時間の手術と言う事だったのに、14:30頃医師が説明に来る
術中に血圧が下がり、術後はICUへ移動します
その上縫合出来ないでいるとの事
何かトラブルがあった・・・
数日前から腹部のハリや痛みがあり、本人はそれがどこから来るのかわからない様で鎮痛剤を望んでいた
それで痛みは抑えていたが、その間炎症は進んでいたのか
手術の数時間の延期が負のスパイラルに拍車を掛けた?