器を作る時に、「土を削る」という作業があります
例えば「茶碗を作る」とすると
ろくろで成形をした後、生乾きの状態で高台(底の指が掛かる場所)を削り出します
上手な人なら大して削り土も出ませんが
私はたくさん削らなくてはならず
何かを作ると削り土が山のように出ます
(私達は土の倍返しと言っています)
その削り土は水分を含ませ、練り直し再生します
で・・・
その再生土で小鉢を作った
W 11cm × H 4cm
本当は真っ白の半磁器土のはずが
並行して使用していた白御影土(黒いブツブツ)が混入
これはこれでOKだけど
真っ白な物を作る時には、新しい土を使う
再生土を使うのは危険
2015年7月作陶