友達に借りましたシリーズ
七つ屋志のぶの宝石匣1〜13巻
(二ノ宮知子・著)
のだめカンタービレの作者さんが今、
連載中の漫画です。
七つ屋というのは質屋さんのことです。
匣は箱の別漢字。
ちょっと捻ってあるオサレタイトルです。
質屋の宝石鑑定の天才で宝石の気(悪い人が持ってると悪い気がついてたり)が分かったりする女子高生志のぶちゃん。
イケメンで宝石外商で、子供の頃に家の人が行方不明になる直前、志のぶちゃんのおじいちゃんに質として預けられ、質流れして志のぶちゃんの婚約者ということになってる顕定。
顕定は、家の人たちが何故いなくなったのかを知るために仲間たちと探っていく。
という本筋がありつつ、質屋に来るお客様や商店街の方々とのドタバタな宝石をめぐるお話が繰り広げられたり。
イケメン顕定がイケメンなせいで色々とトラブルを招いてドタバタしたり。
というお話が散りばめられてるお話です。
8巻ぐらいまでは、本筋はうっすらでドタバタほっこり楽しく面白く読んでいたのですが、どんどんきな臭く危なく複雑な話になってきちゃいました。
ずっとドタバタだけで良かったんだけどなぁ。
周りからは婚約者認定な志のぶちゃんと顕定が全然その気ない感じで兄妹のようにワチャワチャやりあってるのが楽しかったのになぁ。
まさかの志のぶちゃん失恋フラグなのか!?
顕定は複雑な家庭事情なモデルのノアさん(しかもそのお父さんやお兄さんが謎の合成ダイアを使ってて顕定の家族失踪に悪い意味で関わってるご様子)への気持ちが何なのかグラグラ中。
ノアさんは顕定のこと好きなの隠し中。
(気づいてないのは顕定だけじゃないかな)
志のぶちゃんに失恋フラグが立ったのが、読んでて苦しい気持ちになってます。
お話としては後半戦には突入してると思うのですが、終盤というのはまだ早いのかな。
幸せな完結になるといいなぁ。