今頃ホオヅキが・・・
モズの写真を撮るまでは気がつかなかったのだが・・・
いつものフィールドの一角に有る「湧水の森」のデッキや柵、ベンチが広範囲に焼け落ちていた。
行く時には工事でもするのかなと気にしなかったから驚いた。
どういうことだろう、考えたが解らない。
デッキと柵は塩ビのような素材で出来ているので焚き火をすれば燃えやすいのだろうか。
当然、回りのトチノキや植物も燃えていた。
残っているのは大きな石だけだった。
ここの場所は、さんざんウソを撮影したり、夏にはウシガエル、ヤマカガシ、ヤブヤンマ、マユタテアカネの産卵シーン、クマバチの盗蜜シーン、
スジボソコシブトハナバチの訪花、オオアヤシャクの幼虫、ツリフネソウ等々数えきれない写真を撮った場所。
デッキや柵は再建できるだろうが、虫や生き物たちの再生は難しそうだ。
画像は最近お知り合いになり、ここの近くにお住まいの方の、ブログ「狭山丘陵周辺ぶらり」様からお借りした火災の現場の写真。
この写真のもっと左のベンチのある周辺が火災現場だ。
去年の夏に、ここの湧水池で撮ったマユタテアカネの産卵シーン。
都立薬用植物園でのこと。
案内ボランテイァの男性の方から説明をして頂いた。
このスノードロップの球茎はアルツファイマー新薬の原料なのだという。
早速調べてみると確かなことだった。
武田薬品の
「日本におけるアルツハイマー型認知症治療剤「レミニールR」の新発売について」
https://www.takeda.co.jp/news/2011/20110322_4762.html
より引用。
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レミニールの有効成分であるガランタミンは、ヒガンバナ科ガランサス属のマツユキソウ(別名:スノードロップ)の球茎から単離された天然由来の有機化合物が起源で、
進行性疾患であるアルツハイマー型認知症の諸症状の進行を抑制します。ガランタミンは、アセチルコリンエステラーゼ阻害作用に加えて、
ニコチン性アセチルコリン受容体に対する増強作用を持っており、それら二つの作用により脳内のアセチルコリンの濃度を高め、
神経伝達物質の放出を促進するとともに、受容体の感受性を亢進し、また神経細胞を保護します。
自分も近い将来お世話になる可能性がおおいにある。
花が咲くのはもう少し先の3月中ごろ。
まだ蕾は固い。
シナノマンサクの古い葉は花が咲いても落ちない。
都立薬用植物園にて撮影。
去年の3月に撮ったシナノマンサクの花。
これまでは富士を見ようとすると、それなりに歩くなり登るなりをしなければならなかった。
それが、ある方から簡単に富士の絶景が見られるポイントを教えて頂いた。
いつも歩く道から奥に10mだけ進めばいいだけだから簡単だ。
何だか随分と得をした気分。