明日から3日ほどお休みします。
仲間と戸隠方面に出かけます。
----------------------------------
画像はチャイロオオイシアブ。
甲虫などを狩る名手だ。
ヤンマという名が付くように、ムカシトンボよりも大型でがっちりしており、体長が80mmに達する。
見た目はオニヤンマや大きなサナエトンボのようにも見えるが、オニヤンマとは複眼の色が違い、サナエトンボのように複眼が離れており、止まり方も木の幹にセミのように、羽根を広げたまま張り付いた格好で止まる事が多い。
成虫は主に、4-8月にかけて発生するが、幼虫(ヤゴ)の生態と生息環境が変わっており、谷の崖などに水がしたたり落ち、ゼニゴケなどのコケ類が一面茂っているような環境を好む。
低水温で、きれいな水質に住むが、幼虫は水に入ることはほとんどなく、湿ったコケの中にトンネルを掘って住み、半水生の生活をする。成虫になるのに約3年かかるといわれ、これはムカシトンボに次ぐ長期間の幼虫期である。