翅をフリフリしていたのでハネフリバエ科と思ったが、調べてみるとヒロクチバエ科の一種だという。
2021年06月23日に載せたのとは、また違う種の用だ。腹部に横縞がある。
2021年06月23日に載せた、ヒロクチバエ科 の1種。
暗い流れでパトロールするオニヤンマ。
これは♂で、♀の産卵場所を確保しようとしているのだろうか?
成熟すると流水域に移動して、オスは流れの一定の区域をメスを求めて往復飛翔する。従来、この往復飛翔は縄張り維持とされていたが、最近の研究で、オスは羽ばたくものはすべてメスと見なしてしまい、出会うオスをメスと見なして追いかけ、縄張り維持でないことがわかった。
等とある。
いつも読んでいるブログHirokou's Field Notes2の28日の記事の、ワスレナグモ 幼体の分散 [クモ目]を読んだ。
実は、その前日にこの光景を見て、これは何だろうと不思議に思っていたところだった。
早速今日、現地に行って撮影してきたのが上の写真。
ここに改めて書くまでもなくて、Hirokouさんの記事を読んで欲しい。
この子グモは、間もなく風に乗って飛び分散するという。
その時にお尻から出る糸が役に立つのである。
卵が卵嚢内で孵化すると、一令幼虫は卵嚢内に止まり、もう一度脱皮して二令になって初めて出てくる。多くのクモ類ではしばらくの間はこの卵嚢の周囲に子グモが集まって過ごす。これを「まどい(団居)」と呼ぶ。その後、子グモは分散して行く訳であるが、この時、かなりのクモが飛行する。これをバルーニングと呼ぶ。
多くの高等なクモでは草や木の先端に出ると、体を持ち上げ、腹部を上に向け、糸疣から数本の細い糸を出し始める。糸は上昇気流に乗って吹き上がり、やがてクモが脚を離すと、そのまま空中へ吹き上げられる。ちょうどタンポポの種子のような格好である。
とある。
この分散は一日で完了するという。
その瞬間を撮影したいが、毎日見張っている訳にもいかない。
ところで、「ワスレナグモ」とはどういう意味だろう。
その名の由来も、最初の記載から数十年間再確認されることがなかったから「もう忘れないでおこう」ということだというから呆れる。
しかも環境省の「準絶滅危惧種」にまで指定されていながら知名度が低い。
その理由がまた『あまりに地味な生態なので見つかりにくいだけで、実はたくさんいるようだ』という微妙な立ち位置であるせいらしい。
と書かれている。