てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

 キスジセアカカギバラバチ

2016年05月31日 18時51分15秒 | 日記

 

 

 

 

 

 

この葉の縁の裏側に産卵しているのはキスジセアカカギバラバチ。

名前の通りの綺麗なハチである。10mmぐらい。

だがこのハチは寄生者に寄生するという変わった戦略を持っている。


雌の単為生殖で、チョウやガの幼虫がいる葉に微細な卵を産み付ける。卵は摂食時にチョウやガの幼虫の体内に取り込まれるが、まもなく孵化。

孵化した幼虫は チョウやガの体内にいる寄生バエの幼虫を食って成虫になる。このように非常に複雑な生活史を持っている。

とある。

 

160531


昨日 閲覧数1,725 訪問者数270


 ヒモワタカイガラムシ

2016年05月30日 19時16分05秒 | 日記

 

久しぶりにヒモワタカイガラムシを見た。

これはメスで、このドーナツに似た蝋質(卵のう)の中には大量の卵が入っているという。

中にある卵は黄色で、その数は一雌当たり3000個にも達するという。

雄虫は体長約1.2mm、細長くて黄色、胸部はやや色濃く、立派な翅を持つというがネットではとうとう見つからなかった