ヤブカンゾウの花にいたヒガシキリギリス。
予報が当たって、昼を過ぎたころ一時雨が止んでチラっと太陽も出た。
待っていたとばかり、近くの田んぼに出かけた。
帰り道に、ハエのように見えたが念のためカメラを向けると初めて見る虫だった。
それも交尾をしていたのである。
あちらこちらと検索して、やっと辿り着いたのがルイスヒトホシアリバチ。
交尾しているのでか、注意力が散漫でカメラを近づけても逃げなかった。
・膜翅目 アリバチ科 ナミアリバチ亜科
・学名;Smicromyrme lewisi
・体長 メス 4~9mm、オス 9~15mm
・メスは無翅で胸部が赤褐色で他の部分は黒い。腹部の第一節が赤褐色で腹部第2背板にクリーム色の斑点と縁がクリーム色である。第3背板にクリーム色帯がある。
・オスは翅をもち、胸部が赤褐色で中胸側板と前伸腹節が黒い。頭部と腹部は黒い。
白色の毛帯が第一腹節にあり、第2第3にはクリーム色の密な毛の列がある。
・狩バチの巣に寄生しているらしい。
もう、1ヵ月以上もここの場所にいる。
個体は入れ替わっているのだろう。
オオハキリバチ(Chalicodoma sculpturalis)、ツツハナバチ(Osmia taurus) などに寄生する。
2019年05月26日 に同所で撮った産卵シーン。
ボクトウガの成虫には3年ぶりに出会った。
幼虫は、クヌギの樹幹に穴をあけて樹液を出させ、そこに集まるハエなどの幼虫を食べる肉食性。
以前記事にした、
一年前の記事。
アカアシカスミカメ カブトムシを食べたのは誰? ツヤクロカスミカメ タマムシ スキバツリアブ
マダライラガ モモブトスカシバ エゴヒゲナガゾウムシの雌と雄 キビタキ 雌 キセキレイ
腐りかけたキノコの上にいた。
ヒゲの上から先端付近が白く、脚は乳白色、付け根は黒い。翅はない。
ヤマトシロアリを食べるという。