一昨日の夕方のこと。
小さな花壇に水を撒いていると、植えてある花の葉が随分虫に食べられていた。
昨日、その犯人が判った。犯人はセスジスズメの幼虫だった。なぜか毎年この辺りに出現する。
このままだと、花が全滅するのでバケツに水とヤブガラシの蔓を入れて傍に置いてやった。
今日見ると、引っ越しが終わってバケツの中にいた。
ヤブガラシが好きなのは、経験から知っていた。
体形と色がアオカナブンのように見えた。
アオカナブンとカナブンの見分け方は、色だけでなく後肢の付け根を見ないと見分けられない。
後肢の付け根がくっ付いているので、アオカナブンに間違いなかった。
2017年06月19日 にも同じことをしたが、この時は普通のカナブンだった。
クワの葉だったか、綺麗に折り畳んでいたのを見つけた。
何か、蛾などの幼虫が潜んでいるのだろうと開けてみてびっくり。
なんと飛び出したのはバッタの仲間だった。
調べてみるとハネナシコロギスの雌だという。
体長15-18mm前後。メスはオスより大きい。体は赤みがかった黒褐色、頭部から前胸は橙色から黄褐色、脚は薄い赤褐色。
等とある。
コロギスが樹冠部を主な生息場所としているのに対し、本種は森林縁及び森林床部の下草を主な生息場所としている。
昼間は自ら出した糸で綴り合わせた葉に潜み、夜間這い出してきて行動する。
クモの中にも同じように葉を綴って昼間その中に潜む種類が居るが、クモはコロギスのように葉を噛み切ることが出来ないため、住居による区別は容易である。
等とある。
初めてだと思ったが、過去に雄の記録があった。
2017年10月08日 に撮ったハネナシコロギスの雄。
開帳65-80mmとやや大型。
幼虫はコナラ、ミズナラ、クヌギ、アラカシ、アカガシ、カシワ、ウバメガシを食べるという。
セダカシャチホコ幼虫。