てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

ミヤコドリ

2013年03月31日 18時24分56秒 | インポート





まさかここでミヤコドリに会うとは思わなかったので別種かと思った。
しかも大きな囲いの中ではあるが自由に放し飼いになっている。
人間も同じ放し飼い、カメラとの間には邪魔物はない(ウォークインバードゲージ)。

だがなんと言っても、ミヤコドリは青い広い海の干潟でみるのが最高だ。

極地を除く全世界の海辺に住む。カキなどの二枚貝捕食し主な餌とするため、Oystercatcher と呼ばれる。

羽色は種により、全身黒色の種と、腹側から翼の根元にかけてが白い種とがいる。は鮮やかなオレンジ色をしている。


 2006年8月に三番瀬で撮ったミヤコドリ。

 人参 の愛称で呼ばれている。久しぶりに行ってみたいなぁ。

    




サキシマカナヘビ

2013年03月31日 17時49分52秒 | インポート





照明がされていたので、実際よりは緑色が強く写っているかも知れない。
多摩動物公園にて撮影。


全長26-30センチメートルと、日本に分布するカナヘビ科の構成種では最大種。尾は長く全長の3/4に達する

日本石垣島西表島および黒島固有種小浜島でも確認されている

に生息する。樹上棲で、幼体はや低木の上で生活し、成体は樹冠にまで進出するが、地表に降りることもある

食性は動物食で、昆虫などを食べる。

絶滅危惧II類(VU)環境省レッドリスト[a 1]

Status jenv VU.png




モウコノウマ (蒙古野馬)

2013年03月31日 14時27分02秒 | インポート










それほど大きくはないが、がっしりした体格。
性格はおとなしそう。
確かに背中に鰻線(まんせん)らしいものが見える。
下記参照。

かつてアジア中央部、特にモンゴル周辺(アルタイ山脈周辺)に多数棲息していたが、野生下では一度絶滅し、飼育個体の子孫を野生に戻す試みが各地で続けられている。
冬になると毛の色合いが薄くなり、かつ毛が長くなる。鬣は常に直立しており、家畜馬のように倒れない。口先に白いポイントがある。
体型はがっしりとしており、サラブレッドなどの競走馬が持つ華奢なイメージは無い。背中に「鰻線(まんせん)」と言う濃い褐色の帯がある

来年のことをいうと鬼が笑うが、平成26年の干支は午年だという。
写真を大事にとっておこう。



コツメカワウソ (小爪川獺)

2013年03月31日 13時55分10秒 | インポート






暗い上に、ガラス越しだから画質は冴えない。


指趾には非常に小型の爪がある。指趾先端の関節まで水掻きがある。
河川の周辺などに生息する。家族群を形成し生活する。
食性は動物食で、魚類カエル甲殻類貝類などを食べる。
とある。
たまたま撮れていた指趾先端だが確かに爪は見えない。
魚類カエル甲殻類貝類を捕るのなら爪は不要かも知れない。それよりも早く泳ぐ方が有利??

   




ゲンゴロウ (ナミゲンゴロウ)

2013年03月31日 12時42分11秒 | インポート








子供の頃、近くの田んぼの用水路ではめずらしくもなかった。
ドジョウすくいなどして遊んでいると、いくらでもザルに入ったものだった。
それが今は東京、神奈川では絶滅したと書かれている。
多摩動物公園にて。
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近年水田の農地改良による餌生物の減少や、護岸により幼虫が蛹になれないこと、
農薬水質汚染ため池におけるブラックバスの無差別放流などで数を減らしている。

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去年はガサガサを一回もしなかったが、今年は是非やろうと思っている。





モルフォチョウ属

2013年03月31日 12時05分54秒 | インポート


大きな額にこの何倍ものチョウが、チョウの形にデザインされて展示されていた。



北アメリカ南部から南アメリカにかけて80種ほどが生息する大型のチョウの仲間。
"Morpho"は、ギリシャ語で「形態」・「美しい」を意味し、アプロディーテーおよびウェヌス形容語句でもある。

体にくらべて非常に大きな翅をもち、さらに翅の表面に金属光沢をもつのが特徴である。
この光沢はほとんどの種類でに発色する。
これは翅の表面にある形の鱗粉で光の干渉が起きるため、光沢のある青みが現れる。このような現象を構造色という。
とある。

このチョウは映画「天国の青い蝶」のあのチョウだ。

   





オオコノハムシ

2013年03月31日 11時43分08秒 | インポート





多摩動物公園にて。
体長約100mmとコノハムシの中では最大。マレー半島に生息。


植物に擬態したオオコノハムシの頭部。目と触角がなければ昆虫とはわからないだろう。昔は本当に葉と一体化しているとさえ考えられていた。
1759年、イギリス王立協会の研究員リチャード・ブラッドリーは次のように書き残している。
「樹液から栄養を得て成長するが、落葉の季節になると木の幹から地面に下り、翼状の部位を発達させてあたりを歩き回るようになる」。
とかかれていた。