《 絶地逃亡 》 (邦題 《 スキップ・トレース 》)(へぇ~そういう意味だったんだ...と中題で知る(笑))
~あらすじ~
香港のベテラン刑事ベニー・チャン(成龍 ジャッキー・チェン)は9年間
香港の犯罪王ヴィクター・ウォンを、相棒ユン(曾志偉 エリック・ツァン)を殺した容疑で追っていた
しかし、捜査中に過度の追跡で付近の住宅に甚大な被害を与え、停職処分になってしまう
ベニーはユンから娘サマンサ(范冰冰 ファン・ビンビン)を託され育ててきたが
彼女がヴィクターの犯罪に巻き込まれてしまう...ベニーはサマンサを救うため
事件の鍵を握るアメリカ人詐欺師コナー・ワッツ(ジョニー・ノックスヴィル)を追ってロシアに向かう
ロシアン・マフィアに拘束されていたコナーを無事救出し、連れ戻そうとしたベニーだったが
なぜか二人とも追われる身になってしまい...
劇場で観るつもりでいたのに、急病でウンウン言ってるうちに公開が終わってしまったので
半年遅れでやっと観られました
ベニー(ジャッキー)が、相棒の仇でもあるヴィクター・ウォンの正体を暴くため
事件のカギを握る疫病神、コナーを連行してロシアから香港を目指して旅するんだけど...
飛行機を使わずに、陸路ロシアから香港まで行くのがあんなに大変だとは...
(それも、ロシアンマフィアと香港マフィアに追われながら...)
汽車 (チケットチェックを避けて途中列車から飛び降り)
ボロ車 (怪しい車屋から騙されて買ったボロボロの超遅い三輪車)
馬 (コナーが乗って逃げようとしたけど途中で動かなくなるいい仔)
豚の皮を膨らませた筏
最終的に徒歩(笑)と、段々原始的になって行くのも面白かった~
コナーは最初脱走ばかり図っていたけど、旅をするうちにだんだんベニーの相棒みたいになっていって
びしょ濡れになって裸で抱き合ったりしてたけど...そこに萌えはありませんでした(笑)
そうそう...途中2人が立ち寄った、とってもノスタルジックな中国の村がステキでした...
天灯も綺麗だったし、棚田も美しかったし...あれはどこなのかな?山の形は桂林みたいだったけど...
(残念ながら画像はありません)
ストーリーは分かりやすかったし、要所要所にちゃんと笑いのツボも入っていて面白かったです
最近の作品で言うと 《 レイルロード・タイガー 》 よりも 《 カンフー・ヨガ 》 よりも好きです
しかし...なんで全編英語だったんでしょうか?香港のシーンは普通話だったし...
そして、ジャッキーの名前がベニー・チャンだったのは、導演さまへのリスペクトなの?(笑)
途中コナーが逃げるシーンで 「サヨナラベニー」 って日本語で言ったのは何故~?
そして急所攻撃の時、コナーが 「チ〇チ〇」 って言ってるようにしか聞こえなかったんだけど...
日本は一切出て来ないのに何故~?...ジョニー・ノックスヴィルって日本好きなの?
と、少々(どうでもいい)疑問は残りますが...
最後、エンドロールにお馴染みのNGシーンがあってホッとしました
やっぱりジャッキー映画にはNGシーンが無いと物足りません