花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

深堀隆介展

2019年07月23日 | Weblog


子供の頃から金魚が大好きなので、ずっと前に何かの本でこの人の作品を見て一目惚れしてから

いつか実物をこの目で見たいと思っていたんだけど、なかなか観に行ける機会が無くて...
やっと観に行ける距離で展示会を開いてくれたので、三島の佐野美術館まで行ってきました

『 深堀隆介展・平成しんちう屋~行商編~ 』



年代順に展示されてる作品を、初期の頃から順番に見て行くと...

初期の頃の作品では、わりと平面的だった金魚たち(それでも十分に緻密でリアルなんだけど)が
年を経るにつれて、どんどん精巧に緻密に立体的になって行くのがよく分かって感動

この金魚がアクリル絵の具で描かれた絵だって信じられます?



目の前で見ても、斜めからすかして見ても、も~どこから見ても本物にしか見えない




ウロコ1枚1枚の光り方も違うし、ヒレがなびく感じも、金魚のフンまでリアルに描かれていて凄い






あまりにもリアルなので、見ているうちに本物の金魚を見てる気分になって

尾びれがゆらゆら動いたように見えて 「今動いたよね?」 って何度も言っちゃいました(笑)

どれもこれも本当に美しくて素晴らしくて、全部欲しくなっちゃったけど(笑)

この、金魚がパンダのホーローカップに入った小さな作品は

レトロなパンダのカップが中華テイストなので、萌え心を刺激されました(笑) 欲しい~



そしてリアリズムは金魚の美しさだけじゃなくて...

死んでしまった金魚を他の金魚たちが啄んでいたリ...(水槽で飼っていればよくある光景)



水草が枯れて水に落ちたハエが死んでたり...



微に入り細を穿つとはまさにこの事 匠の技に心より感服致しました


ここだけは撮影OKだったので、撮りまくりました 夏祭りゾーン(?)






金魚のフンだけが入ったモノもあったりします(笑)



金魚すくいの金魚たちが隅に集まる感じや、金魚たちが作るさざ波の再現も素晴らしい




この金魚絵師の深堀隆介という人は、きっと金魚を描く為に天から遣わされたんだろうな...



ジメジメドンヨリ天気にやられて身体は怠かったけど、頑張って観に行って本当に良かった

素晴らしいものが観られて元気になりました また別のテーマの展示も観てみたいな~

PS...帰りに買ったお土産たちです



後ろにある四角い箱の秘密はまた今度...(笑)
コメント (2)
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