日帰り出張ル－ル

企業に於けるいろいろな経費処理は、すべてが法律で決まってるわけではありません。
当然ですよね、あまり細かいことは決めきれませんから。
で、各々の企業が、勝手に社内ルールを作成し、それらを従業員に強制します。
今日は、そのひとつ。

◆日帰り出張の経費処理ルール
　まずもって、そもそも、このネーミングからしてヘンです。
　ふつう、出張ならば、出張手当がつくのが一般的では？
　弊社は、日帰り出張には出張手当はつきません、ゼロです。
　
　つづいて、勤務時間の決めごとですが、移動時間は勤務時間に参入しません。
　今回の例でいえば、名古屋から約２００ｋｍ離れた場所へ行きましたが、到着時刻から勤務時間スタートです。
　つまり、いつもより自宅を2時間ほど早く出なければなりません。
　帰りも無論同様で、現地での業務終了時刻をもって、勤務時間終了です。
　そして、皆様お察しの通り、自宅への到着はいつもよりも２時間ほど遅くなります。
　従業員個人の立場からすると、当該日はいつもよりも拘束時間が４時間も長くなる感じです。
　労働基準法からは、相当程度グレーでは？

　私用車のガソリン代の精算ですが、プリウス・アクア・ノートの平均の燃費で計算します。
　したがって、会社の業務で私用車を使った場合は、ハイブリッド車でない限り、もれなく赤字となります。
　さらに、高速道路を利用する場合は、３名以上同乗していないと認められません。
　２名までは、下道で現地に向かえ！ということですね。それは時間的に無理ですので、結局は自腹ということです。

　なかなか、突っ込みどころ満載のルールですので、いつかどこかで炎上しちゃうんじゃないかなぁ・・