最近食品スーパー(SM)は、ドラッグストア(DgS)の出店攻勢に苦しんでいます。
SMは間違いなく品揃えSKUは充実しています。そして、生鮮の鮮度感も明らかに上です。
ただ顧客の多くが、品揃えや鮮度感をさほど重視しない世の中になってきました。
そういった客層の、一番の関心事は価格とショートタイムショッピングです。
その2点に秀でたDgSに、名古屋近郊のSMが勝ち戦をしているということで、現場確認してきました。
◆DgSキラーのSMになり得るか
この名古屋近郊SMの商圏内に、立て続けにゲ社、ク社、ア社、コ社とDgSが出店しました。
まずDgSの強みの内、ショートタイムショッピングについては対抗が難しいのでほぼそのままです。
次に価格ですが、いわゆる安売り合戦をすればドミナント商圏側が店舗数が多い分だけ不利
(値下げ額が多くなる)になります。
そこでこのSMがとった戦法は、決して新しい方法ではないのですが、重点50アイテム
(グロサリー30アイテム、日雑・家雑20アイテム)を徹底的にDgSの価格をくぐる作戦です。
これならば、値下げ額が巨額になる心配はありません。
これが思いのほか効きました。
DgS側は、これにまったく対抗できません。
値合わせができないのです。
ここが、SM同士の競合との差のようです。
SM同士だと、価格のくぐり合いで、徹底的に争い、公取が介入するまで終わりません。
DgSは、店長・エリア長・ブロック長・地区長等の現場に価格決定権がないようなのです。
基本的に全200店とか500店とかの価格を本部が決定しており、個別のいわば局地戦には対抗できません。
したがって、この重点商品だけの値下げでこのSMは、安い!という評価を改めて確立できました。
こうなれば、SMの得意科目である、品揃えや、生鮮鮮度、クリンリネス、サービスが力を発揮します。
このエリアのDgSは、押しなべて苦戦しています。
そしてDgS各社は、新しいエリアなので保守的な顧客が多く、立ち上がりに時間がかかると言い訳をしてるようです。
評価すべきは、このSMの徹底度ではないでしょうか。
もうDgSキラーとでも言うべきでしょう。
SMは間違いなく品揃えSKUは充実しています。そして、生鮮の鮮度感も明らかに上です。
ただ顧客の多くが、品揃えや鮮度感をさほど重視しない世の中になってきました。
そういった客層の、一番の関心事は価格とショートタイムショッピングです。
その2点に秀でたDgSに、名古屋近郊のSMが勝ち戦をしているということで、現場確認してきました。
◆DgSキラーのSMになり得るか
この名古屋近郊SMの商圏内に、立て続けにゲ社、ク社、ア社、コ社とDgSが出店しました。
まずDgSの強みの内、ショートタイムショッピングについては対抗が難しいのでほぼそのままです。
次に価格ですが、いわゆる安売り合戦をすればドミナント商圏側が店舗数が多い分だけ不利
(値下げ額が多くなる)になります。
そこでこのSMがとった戦法は、決して新しい方法ではないのですが、重点50アイテム
(グロサリー30アイテム、日雑・家雑20アイテム)を徹底的にDgSの価格をくぐる作戦です。
これならば、値下げ額が巨額になる心配はありません。
これが思いのほか効きました。
DgS側は、これにまったく対抗できません。
値合わせができないのです。
ここが、SM同士の競合との差のようです。
SM同士だと、価格のくぐり合いで、徹底的に争い、公取が介入するまで終わりません。
DgSは、店長・エリア長・ブロック長・地区長等の現場に価格決定権がないようなのです。
基本的に全200店とか500店とかの価格を本部が決定しており、個別のいわば局地戦には対抗できません。
したがって、この重点商品だけの値下げでこのSMは、安い!という評価を改めて確立できました。
こうなれば、SMの得意科目である、品揃えや、生鮮鮮度、クリンリネス、サービスが力を発揮します。
このエリアのDgSは、押しなべて苦戦しています。
そしてDgS各社は、新しいエリアなので保守的な顧客が多く、立ち上がりに時間がかかると言い訳をしてるようです。
評価すべきは、このSMの徹底度ではないでしょうか。
もうDgSキラーとでも言うべきでしょう。