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Drgs ショールーム?

2019-02-20 18:04:37 | 日記
小売りの世界はなかなか競争が大変です。
百貨店・大型スーパー・食品スーパー・ドラッグストア・ホームセンター・専門店・コンビニ等々入り乱れています。
基本は、同じ業態内での競争なのですが、消費購買力が底堅い食品マーケットに各業態が乱入状態です。
しかも、本来食品商圏を主戦場とする食品スーパー(SM)は、すでにオーバーストア状態と言われている中でです。
それでも他業態からは、食品商圏がおいしと思われているのでしょうか。
特にドラッグストア(Drgs)各社が、食品マーケットになだれ込むのと同時に、激しい出店競争を演じています。
その縮図のような地域を見てきました。

◆ここはDrgsのショールームなのかい?
 岐阜県の県庁所在地でもある岐阜市は人口約41万人、首都圏では柏市や横須賀市並み、関西では枚方市程度の人口です。
 中小都市とは言いませんが、決して大都市ではありません。
 しかも、その中心からかなりはずれた郊外というか、もうほとんど田舎です。
 岐阜市又丸(またまる)・上尻毛(かみしっけ)地区です。
 この郊外幹線沿いに(強調しておきますが、1本の同じ道路沿いです)Drgsgが集中出店していました。
 南からスギ薬局、次いでVドラッグ、隣がコスモス薬品、その北にゲンキー、向かいにくすりのアオキのなんと計5店舗です!!
 スギ薬局とくすりのアオキの間が一番離れていますが、その距離は600mでした。
 岐阜市民は、薬の買い物が大好きなのかな?化粧品をたくさん使うのかな? いえいえ、そんなことはないでしょう。
 各社ごとの品揃えチェック・価格チェック、ストアコンパリゾンというのかな? それがここなら1か所でできちゃいます。
 しかも、近くにはSMの平和堂と西友もあります。ちょっと距離はありますが、モレラというSCとイオンのSCもあります。 
 あきれてものも言えないほどの集中です。なぜこんなことになったんでしょう。

 ここからは、ワークの想像ですが、みなさん商圏が潤沢にある(医薬品・化粧品・食品購買力があり、売上が見込めるから)
 出店したわけではないと思います。
 それは多分に、法規制が影響してると思います。
 店舗はどこに建築しても良いわけではなく、都市計画法・建築基準法・農地法の規制をクリアしないといけませんよね。
 この地区は、たぶんそれらの規制がクリアーできる空き地が多数あったのでしょう。
 つまり、商圏があるからの出店でなく、出店可能地があったから出店したんじゃないの?
 もしワークの想像通りなら、1年もすれば閉店する店がでてくるのではないでしょうか。
 ウオッチし続けたいものです。
 なお、未確認ですが、岐阜県には、不破郡垂井町にも3店舗集中地、可児市にも3店舗集中地があると聞きました。