就活評論家

巷間、就職に関して、世の中は売り手市場（働くほうが有利）だと言われています。
その中で、荒木さんという、就活の評論家はこんなことを言っていました。

◆就活評論家はこう言う
　企業は成長するために様々な戦力を描くのが使命である。
　お金を有効活用するための財務戦略。
　自社の商品・サービスを効果的に広めるためのマーケティング戦略。
　売上を伸ばすための営業戦略。
　それぞれの戦略は緻密に練られ、シビアに遂行されて初めて、企業は成長に向かう。

　ロボットは、各部のパーツが正常に機能して、ようやく歩くことができる。
　足の関節に不具合が生じても、目の機能不全が起こっても、ネジが一本外れても、ロボットは止まってしまうだろう。
　企業の戦略とは一つ一つがロボットのパーツに相当し、疎かにしていい箇所はひとつもない。

　こうした戦略を遂行し、会社を動かしていくのは、一人一人の社員である。
　となると、どんな人材を会社に入れるかも非常に重要で、これが採用戦略と呼ばれるものだ。
　面接官はそのために、優秀な就活生を効率よく、なるべくコストを抑えながら採用するのが課せられた使命。
　実力が拮抗する就活生の中で、学歴を重視・優遇するのは、合理的なビジネス判断であると言えよう。

ということだそうです。
そうかぁ、売手市場とは言え、やはり一般ボリューム層の就活は大変なんですね。
小売業は、必ずしも社会的な地位が高いものではありませんが、社会インフラ的な位置づけで、人の役に立てる実感があります。
我々の業界にもぜひ、興味をもって選択肢として考慮ください。