成功で自滅

米国第32代大統領は、フランクリン・ルーズベルトだ。
その大統領夫人が、エレノア・ルーズベルトで、社会運動家として著名だ。
この方も、なかなかためになることを伝えてくれている。

◆私の見るところでは、失敗よりも成功によって自滅する人の方がはるかに多い
　失敗して卑屈になるのはよくないが、それよりもずっと具合が悪いのは成功して傲慢になることだ。
　自分が他の人たちより優れていると思い込むと、成功したために自滅する恐れがある。
　成功するまでには、さぞかし相当な努力をしてきたのだろう。
　しかし、それには必ず運もあったはずだ。
　成功して傲慢になってしまうと、今後はもう運に恵まれないかもしれない。

　ということで、万一今後大成功したらこの言葉を思い出しましょう。
　似たようなことは、イギリスの俳優ジョージ・アーリスも語っている。
　「謙虚さは、人生で起こり得るあらゆる変化に備えるための最高の知恵である。」
　こちらは、普段の生活の中でも心したいものですよね。